整体や鍼灸で窺える運動連鎖(キネティックチェーン)
東広島鍼灸整骨院で実際に鍼灸や整体をしていて感じるのは、
「肩が痛いから肩だけ」「腰が痛いから腰だけ」といった施術では、
なかなか痛みが改善されにくいケースがあります。
もちろん、痛みが出ているところに施術を行うことは重要です。
また、
痛みのある箇所や反応点に局所的箇所に狙いを定め、
的を絞った施術で症状の改善に繋がる事も臨床上多く体感します。
お一人お一人の痛みの原因は様々ですが、
実際の臨床では、
痛みがある場所に原因があるケースもあれば、
痛みがある場所と、原因となる負担が生じている場所が異なるケースもあることを経験します。
例えば、
腰痛でお越しになられている方でも、
原因となる負担が股関節や胸椎の動きにあることがあります。
また肩こりの方でも、
骨盤や足首の動きも肩こりに影響していることも考えられます。
このような考え方の基礎となるのが、「運動連鎖(キネティックチェーン)」という考え方です。
今回は、鍼灸・整骨院の専門的な視点から、
運動連鎖とはどのような仕組みなのか、なぜ痛みの予防やパフォーマンス向上につながるのかを、
分かりやすく解説していきます。
運動連鎖(キネティックチェーン)とは?
運動連鎖(Kinetic Chain)とは、一つの関節や筋肉が単独で動くのではなく、
身体全体が鎖(チェーン)のようにつながり合い、連動しながら働くという考え方です。
日常生活のほとんどの動作で、複数の関節や筋肉が同時に協調しながら働いています。
運動連鎖の例
たとえば、
床に落ちた物を拾うという単純な動作一つにしても、
様々な筋肉や関節の連動によってなされます。
どのような筋肉や関節が働いているのか見てみましょう。

| ①足底〜足関節の準備動作(立位の安定) |
| 足底筋群が収縮
↓ 足趾が軽く屈曲(地面をつかむ) ↓ 下腿三頭筋が等尺性収縮 ↓ 足関節底屈がわずかに増える(重心を安定) ↓ 前脛骨筋が拮抗して軽く収縮 ↓ 足関節背屈が微調整される |
| ②膝関節の屈曲(しゃがむ準備) |
| 大腿四頭筋が遠心性収縮
↓ 膝関節がゆっくり屈曲 ↓ ハムストリングスが求心性収縮 ↓ 膝屈曲が深まる |
| ③股関節の屈曲(上半身を下げる) |
| 腸腰筋が求心性収縮
↓ 股関節屈曲が進む ↓ 大殿筋が遠心性収縮(ブレーキ) ↓ 体幹が前傾し始める |
| ④体幹の前傾(物に近づく) |
| 脊柱起立筋が遠心性収縮
↓ 体幹前傾が進む ↓ 腹直筋・腹斜筋が求心性収縮(体幹の安定) ↓ 骨盤が前傾方向へ回旋 腹直筋・腹斜筋が求心性収縮(体幹の安定) ↓ 骨盤が前傾方向へ回旋 |
| ⑤肩〜腕の前方リーチ(手を伸ばす) |
| 僧帽筋上部・肩甲挙筋が安定収縮
↓ 肩甲骨が軽度挙上・上方回旋 ↓ 三角筋前部が求心性収縮 ↓ 肩関節屈曲(腕を前に伸ばす) ↓ 前鋸筋が収縮 ↓ 肩甲骨が前方へ滑走(プロトラクション) |
といった具合に、日常のちょっとした動きだけでも、
足の裏の筋肉から、
足関節・膝関節・股関節・骨盤・腰椎・胸椎・肩甲骨・肩関節と、
多くの関節とそれに付随する筋肉が連携して動いています。
歩行のトリプルエクステンション
また歩行の際には、
足首・膝・股関節の3つの関節が同時に伸びる「トリプルエクステンション」と呼ばれる連動した伸展動作が起こり、
この3つの足首・膝・股関節の連動がスムーズであるほど、
下半身にかかる負担が分散され、効率よく歩く事ができると言われます。
なぜ痛みは違う場所に現れることがあるのか
運動連鎖(キネティックチェーン)からくるもの
つまり身体の動きは、どこかの関節だけで行っているというよりも、
関節を挟んだ違う筋肉同士の協調、違う関節同士の連携によってなされており、
「一つのチームの連係」として働いているのです。
もし、体のどこかの関節の動きが悪くなっている場合は、
それを補うように無意識化で調整を行って、他の関節や筋肉が動きをカバーしているのです。
この運動連鎖(キネティックチェーン)の考えに基づくと、
身体は一か所だけではなく、全身が連動して負担を分散しているため、
症状が現れる場所と原因となる部位が一致しない場合がある事が分かると思います。
体の中心から末端へ力が伝わる
さらには、
「力は身体の中心(体幹)から末端(手足の先)へと順序立てて伝わっていく」
という近位から遠位への伝達原則も関わっています。
途中のどこかの関節で力の伝達がうまくいかないと、
その分を他の部位が無理に補おうとする「代償動作」が起こりやすくなるのです。
特にスポーツで
- ✅フォームを意識するとき
- ✅パフォーマンス向上
- ✅ケガの予防
といった点を考える際には、この考えが重要なポイントの一つです。
骨盤は土台、背骨は柱
東広島鍼灸整骨院では、身体を家に例えて考えています。
骨盤は家の基礎(土台)、背骨は柱にあたります。
基礎が傾けば柱にも影響が及び、建物全体のバランスが崩れるように、
骨盤の傾きや回旋は、
その上にある腰椎、胸椎、頸椎へ影響を与えます。
ただし、「骨盤が歪んでいるから痛い」と単純に考えるのではなく、
骨盤を含めた全身の運動連鎖の中で評価することが重要です。
関節ごとに異なる安定性と可動性の役割
さらに専門的に見ると、
身体の関節には、足関節から上に向かって、
大きな動きを担う「可動性(モビリティ)」を重視した関節と、
身体を支え安定させる「安定性(スタビリティ)」を重視した関節が、
交互に並んでいると考えられています。
- 足関節:可動性が求められる関節
- 膝関節:安定性が求められる関節
- 股関節:可動性が求められる関節
- 腰椎:安定性が求められる関節
- 胸椎:可動性が求められる関節
- 肩甲骨・肩関節:安定性と可動性の両方が複雑に求められる部位
この考え方に基づくと、
可動性が求められる股関節や胸椎の動きが硬くなり本来の可動性を発揮できなくなると、
安定性を担うはずの膝関節や腰椎が、代わりに大きく動いてその動きを補おうとしてしまいます。
安定性を担うべき関節が過剰に動かされる状態が続くと、
その関節や周囲の組織に負担が蓄積しやすくなり、
痛みや不調につながりやすくなると考えられています。
お越しになられた腰痛や膝痛の方をみていると、
腰や膝の周りの筋肉が張っているのですが、
お尻や背中、足首まわりの筋肉がかたくなっていることが多く見られます。
胸椎の可動域低下による代償動作
胸椎は可動性が高いのですが、
腰痛や肩こりの方をみていると、
胸椎の可動域が低下していると感じることがあります。
その原因の一つに、
デスクワークやスマートフォンの使用により、
胸椎周囲の筋肉に負担がかかっていることが挙げられます。
また、
胸椎は肋骨とつながっており、身体を回旋させたり胸郭を広げたりする重要な役割を担っています。
胸椎の可動域が低下することで、
肩甲骨の動きが制限されたり、
首や肩、腰が代償動作を行う事で、
肩こりや首の不調、腰痛などにつながることもあります。
足元から始まる運動連鎖
運動連鎖は足から遠く離れた肩の不調に影響していることもあります。
たとえば、扁平足気味で土踏まずのアーチが低下し、足の裏が内側に倒れ込みやすい状態が続くと、
その影響は下から上へと波及していきます。
足元から肩への運動連鎖の一例

足の裏が内側に倒れることで、
その真上にあるすねの骨がわずかに内側にねじれ、
さらにその上の太ももの骨も内側にねじれます。
すると膝がやや内側に入りやすくなり(いわゆる「ニーイン」と呼ばれる状態です)、
その影響で股関節も内側にねじれ、骨盤が斜めに傾いたり回旋したりします。
骨盤が傾くと、
その上に乗っている背骨は、まっすぐ立とうとしてバランスを取り直すために反対方向にねじれる代償が起こりやすくなります。
そして、背骨の上端にある肩甲骨の位置がそれに引っ張られてずれることで、
最終的に肩周囲の筋肉に余計な負担がかかりやすくなる、という流れです。
このようなケースではご本人様に自覚が足にはないことも多く、
なかなかご本人様が気づくことは難しいです。
日常の歩行・足から垣間見える運動連鎖(キネティックチェーン)
私は人が歩いている姿で運動連鎖(キネティックチェーン)の動きを観察しますが、
多くの方が一見、真っすぐに歩いているようで、
よく観察すると、どこかの関節の動きが悪かったり、
それを代用するように歩いたりすることを目の当たりにします。
ご本人様には気づいていないところで歪みがあって、
知らず知らずに代償動作を行っているという様子は、
何気ない歩行ひとつとっても、日常的にうかがうことが出来ます。
もちろんすべての方がこのような代償動作での不調につながっているわけではありません。
身体にはこのような「つながり」が存在しており、
足などの動きの不調から、様々な連動する箇所へと波及した結果、
症状が出ているケースもある、ということです。
ちなみに、
靴底の減り方に左右差がある、内側ばかりすり減るという方は、
歪みにより、代償動作が起きているサインのひとつとして見ることが出来ます。
具体例で見る、運動連鎖の乱れと代償動作での不調
膝の痛みと、足関節・股関節の硬さ
膝は本来「安定性」を担うべき関節です。その上下にある足関節・股関節の可動性が低下していると、
しゃがむ・階段を上るといった動作の中で、
膝が本来以上に大きく動いたりねじれたりして動きを補おうとします。
ランニングや階段昇降で膝の前面・内側に負担を感じやすい方には、
膝そのものだけでなく、
足関節の背屈や股関節の可動域を確認することも大切です。
膝の痛みがある方は、
「足首や股関節にもそういえば痛みが出ることがたまにあるな」とか、
「昔は足首(又は股関節)の方も痛みが出ることがあった」という風に、
なんだかの心当たりがある方もいらっしゃるかもしれません。
腰の痛みと、股関節の動きの制限
股関節の伸展や回旋が硬くなっていると、
しゃがむ・振り向く・体を反らすといった動作の中で、腰椎が代わりに大きく動いて可動域を補おうとします。
慢性的な腰痛がある方は、腰の硬さや張り、腰椎の可動域の低下もありますが、
中には、股関節周囲の柔軟性の低下が原因となっていることも考えられます。
肩こり・肩の痛みと、胸椎の動きの硬さ
胸椎の回旋・伸展の可動性が低下していると、
腕を上げる・投げるといった動作の中で、肩甲骨や肩関節に過剰な負担がかかりやすくなります。
特にデスクワークによる猫背姿勢が続いている方に、肩こりや腕の上がりにくさが出やすいのは、
この胸椎の動きの制限が一つの原因となっているケースが多く見られます。
スポーツにおける運動連鎖
スポーツでは運動連鎖の概念がさらに重要です。
野球の投球は、運動連鎖をイメージしやすいです。

野球の投球動作ではまず、
①足で地面を踏み込み、
②股関節で力を生み、体幹を安定させ、
③骨盤を回旋させ、上半身にエネルギーを伝える
④胸郭(肋骨・みぞおち)が回旋し、肩へ力を伝える
⑤肩甲骨が回転・内転し、肩関節をスムーズに動かす土台をつくる
⑥肩関節の回転でさらに力を加速させる
⑦肘から手首にかけてしなりを生むことで、さらに力が伝わる
⑦指先でボールを押し出し、最大のスピードと回転を生み出す
肩甲骨、肩、肘、手首、指先へと、
まるでムチをしならせるように力が伝わっていくことで、
末端であるボールに大きなスピードが生まれます。
この力の伝達効率が高い、いわゆる「連動性の良いフォーム」を身につけている選手は、
少ない力みで大きな力を生み出すことができ、
特定の関節・筋肉にかかる負担も分散されやすくなります。
逆に、
どこか一か所の動きが悪くなると、
他の部位へ負担が集中し、
繰り返しの負担が蓄積してオーバーユース障害(使いすぎによる障害)のリスクが高まったり、
パフォーマンスの低下につながったりする可能性があります。
これは野球に限らず、
ゴルフ、テニス、バレーボール、ランニングなど、
多くのスポーツ動作で共通する考え方です。
日常生活でも運動連鎖は起こっている
運動連鎖は、
歩く、階段を上る、椅子から立ち上がる、洗濯物を干す、子どもを抱っこする、
このような何気ない動作でも常に働いています。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって姿勢が崩れると、
身体はバランスを保とうとして代償動作を繰り返します。
その積み重ねが、筋肉の緊張や関節への負担につながることがあります。
東広島鍼灸整骨院の整体・鍼灸で運動連鎖を評価する理由

東広島鍼灸整骨院の整体施術では、
股関節や膝、肩といった痛みがある部位だけをみるのではなく、
骨盤・背骨・胸椎・股関節・足関節・筋肉・筋膜・トリガーポイント・動作パターンなどを総合的に確認しています。
これは、
「痛い場所=原因」と決めつけるのではなく、
身体全体の運動連鎖を評価することで、現在どこに負担が集中しているのか、どこで代償が起きているのかを把握するためです。
連動性の確認のためにも、そこへと繋がった一連の流れを把握することが施術する上では大切になります。
可動性が不足している関節にはその動きを引き出すアプローチを、
安定性が不足している関節には支える働きを高めるアプローチを行い、
柔道整復師がその評価をもとに、お一人おひとりの状態に合わせて整体施術を行っています。
運動連鎖を整えることは、予防やパフォーマンス向上にもつながる
運動連鎖は、痛みが出てからのケアだけでなく、痛みを繰り返さない身体づくりにも重要な考え方です。
各関節が本来の役割を果たし、筋肉や筋膜が協調して働きやすくなる事で、身体全体へ負担が分散されやすくなります。
その結果、
日常生活での動作がスムーズになり、疲れにくい身体づくりやスポーツ時の効率的な動作にもつながります。

もちろん、運動連鎖を整えればすべての症状が予防できるというわけではありません。
しかし、
身体全体の動きを見直し、適切なコンディションを維持することは、
健康管理やスポーツパフォーマンスの維持・向上を考えるうえで大切な要素のひとつだといえます。
よくある質問
Q.整体を受ける際の、運動連鎖のチェックは、痛みがない人でも受ける意味がありますか?
A. あります。運動連鎖の乱れは、痛みとして自覚される前段階から徐々に進行していくことが多いため、痛みがない時期から関節の可動性・安定性のバランスを確認しておくことは、ケガの予防やパフォーマンス向上の観点から意味があると考えられます。
Q.ストレッチだけで運動連鎖は改善しますか?
A. 硬くなっている部位のストレッチは重要な要素のひとつですが、それだけでなく、安定性を担うべき関節が正しく機能するための筋肉の緊張をゆるめ、筋力・使い方、日常の姿勢・動作の癖の見直しも合わせて行うことで、より根本的な改善につながりやすくなります。
Q.スポーツをしていない人にも、運動連鎖の考え方は関係ありますか?
A. はい。歩く・立ち上がる・物を持ち上げるといった日常動作も、複数の関節が連動するキネティックチェーンの一種です。スポーツをしていない方であっても、運動連鎖のバランスは日々の身体の使いやすさや、疲れやすさ・痛みの出やすさに影響していると考えられます。
柔道整復師・整体師からひと言
「肩が痛い=肩」「腰が痛い=腰」という視点では、見落としてしまう身体のつながりがあります。
運動連鎖(キネティックチェーン)は、身体全体を一つのシステムとして捉える考え方です。
痛みのある局所的な施術をすることはとても大切ですが、
その症状に至った背景を捉え、姿勢や動作、関節の連動性まで評価することで、
より適切な施術やセルフケアにつなげることができると考えています。
痛みや不調が繰り返し起こる、あるいはパフォーマンスの伸び悩みを感じている場合は、
身体全体の運動連鎖の状態も一度、東広島鍼灸整骨院の整体施術で確認してみることをお勧めいたします。
東広島鍼灸整骨院の整体施術では、柔道整復師・整体師としての専門的な視点から、
お一人おひとりの運動連鎖の状態を丁寧に評価し、動きやすい・疲労が溜まりにくい身体づくりのサポートをいたします。
ご自身の身体の使い方や動きのクセが気になる方は、お気軽にご相談ください。
「発汗」「寒暖差」で体が限界。夏の自律神経調整法を鍼灸師・整体師が解説

「最近、特に何もしてないのになぜか体がずっとだるい…」
「冷房の効いた部屋から外に出ると、一気に体調を崩す…」
「頭が重くスッキリしない…」
連日の猛暑が続く夏、このように感じている方はとても多くいらっしゃると思います。
「暑さについていけないのは、自分が年齢とともに暑さに弱くなっただけ?」
「冷房の設定温度を極限まで下げないと乗り切れない…」
そういう風に不安に感じていませんか?
猛暑で「夏バテかな?」と思われている方もいらっしゃると思いますが、無理もありません。
夏バテの原因
夏バテの原因として、
✅夏は大量の発汗をかくことで体力を消耗しやすい
✅さらに暑さによる体温調整でも自律神経に負担をかけやすい
✅冷たい飲み物や食べ物で胃腸が弱る
✅夏の暑さで快眠を妨げられる
等が挙げられます。
そのため、
自律神経の乱れ、体の疲れが取れない、
そんな夏バテに実際繋がっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、
東広島市のデータで見る「昔と今の暑さの違い」を正しく把握したうえで、
子どもの頃からの発汗環境の変化や、
今現代の酷暑から自律神経を守り抜く「東洋医学・整体アプローチ」について、
鍼灸師・整体師が詳しく解説します。
「自律神経」の調整機能を鈍らせる環境を作ってしまう現実のジレンマ
「過酷に暑い日が増えている」という事が、
連日のように天気予報やニュースなどで猛暑日の報道がされております。
最近の夏は、夏の暑さによって自律神経の働きに負担がかかっている上に、
「冷房に慣れすぎた生活」が重なることでかえって、
私たちの「自律神経」の調整機能が働きにくい環境を自ら作ってしまっている傾向があります。
過酷な暑さと「自律神経の働きの低下」でダブルパンチ
暑い夏は冷房の設定温度が低い方が、
快適に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、熱中症対策にエアコンは今や必需品ですが、
昨今の猛暑の場合は特に、
冷房によって自律神経の乱れが生じやすくなる、
クーラー病になりやすいという事も意識をしておきたいところです。
自律神経と体温調節のしくみ
本来、人間は環境の変化に合わせて自律神経(交感神経と副交感神経)が働き、体温を一定に保っています。
暑いとき: 血管を拡張させて熱を逃がし、汗をかいて気化熱で体温を下げる。
寒いとき: 血管を収縮させて熱が逃げるのを防ぎ、体を震わせて熱を作る。
「クーラーに頼りすぎる」ことで起きる自律神経の鈍化による悪循環
常に快適な温度(20℃台前半など)に頼り切ってしまうと、体は次のような状態に陥ります。
体温調節の「スイッチ」を入れる機会が失われる
暑さや寒さを肌で感じて汗をかいたり、
血管を伸縮させたりする生理反応(トレーニング)が行われにくくなります。
↓
自律神経の反応スピードや働きが鈍くなります。
その結果、
「使わない機能は衰える」という原則通り、
自律神経が体温調節のためにフル稼働する機会が減り、
いざ暑い場所(屋外)へ出たときに、対応できなくなります。
室温23℃に慣れることで生じる「自律神経のパニック」
冷房の設定を下げるほどに外気との気温差が高まります。
室内の設定温度が23℃などの低い温度にして慣れてしまうと、
26℃〜28℃という適切な設定温度では「暑くて耐えられない」と感じるようになります。
夏の外気温が35℃〜38℃に達する現代において、
23℃の室内との寒暖差は「12℃〜15℃」にも及びます。
自律神経がスムーズに適応できる寒暖差は「5℃以内」と言われており、
この極端な行き来を繰り返すことで体温調節中枢がパニックを起こし、
激しいだるさや夏バテ(自律神経失調症状)を引き起こしてしまいやすくなるのです。
急な切り替えによる自律神経の働きが続くことで、自律神経の乱れが生じることがあります。
自律神経の乱れがあると、さらに体温調整をしにくくさせてしまっているという悪循環に繋がることもあります。
自律神経の急な切り替えによって起こりやすい自律神経の「反動」はコチラをご参照ください↓。
結果として、
「自律神経の働きが鈍くなり、自力での体温調節が難しくなることで、さらに冷房に頼る。
また、冷え症、だるさ、自律神経失調症などにもつながる」という現象が引き起こされやすくなります。
子ども時代からの「汗腺の発達機会の減少」
人間の汗腺(能動汗腺)の数は、生理学的な研究データによると、
生後から「3歳頃まで」にどんな環境で過ごしたかによってほぼ決まると言われております。
現在は子どもの命を守ることが優先され、
幼稚園や小学校でも冷房完備が当たり前となり、
夏の屋外でたくさん汗を流して、顔を赤くして遊ぶ時間が減りました。
その結果、
発汗機能が十分に育ちにくく、
「身体の冷却システム(汗をかいて熱を逃がす機能)が不十分なまま大人になる」人が増えている傾向があります。
汗をあまりかかないといった方も、
汗腺の発達が低下していることが一つの原因として挙げられます。
猛暑と発汗で「自律神経」や内臓にも負担が
過酷な外の暑さと冷えた室内を行き来し、大量の汗をかいたとき、
体内では自律神経が限界までオーバーワークしています。
① 冷房による自律神経の疲弊と鈍化
冷房に頼りすぎることで、自律神経の働きが鈍化したり、
冷房の温度を下げすぎて寒暖差がありすぎる状態を行き来することで自律神経が疲弊します。
自律神経の働きが疲弊することで、
胃腸など内臓の働きも低下しやすくなります。
② 水分・ミネラル流出による「循環器への負荷」
汗は血液から作られます。
大量の発汗で水分と電解質(塩分やマグネシウム)が失われると、
血液がドロドロになり、全身に血液を送るために心臓にも負担がかかり、心拍数が上がります。
夏場汗をかく環境で座っているだけでも、身体の内側では運動をしているような負担がかかりやすいです。
高齢者の「感覚センサーの低下」
年配の方の場合は特に、自律神経のセンサー機能自体が低下しやすいところもあり、
「暑さを感じにくい」
「汗が出にくい」
状態になっている方がいらっしゃり、体温調整がしにくくなっていらっしゃる方がいます。
猛暑に気づきにくいことで、クーラーをつけない危険があることに加えて、
お体の自律神経の調整力自体が落ちている場合は、
日頃からの適切な温度管理と自律神経ケアを意識することが大切になります。
東広島市の夏は「データ的にも過酷」になっている
気象庁の統計データによると、日本の夏の平均気温はこの100年で約1.38℃上昇しています。
データで見る、今の東広島市の夏の暑さの特徴
東広島市は盆地のため「昼は暑くても夜は比較的涼しい」と言われてきました。
しかし、気象庁のデータを見ると、
東広島の夏も30年前(1990年代前半)よりも過ごしにくくなっています。
- 35℃以上の「猛暑日」が劇増:1990年代前半の東広島では、35℃を超える日は年に1日あるかないかでした。
しかし近年では、年に5〜10日以上の猛暑日が観測されています。
- 夜も気温が下がりきらない: 昔は夜になると20℃台前半まで下がり、エアコンなしで眠れる日が多くありましたが、夜間は昼間に比べるとまだ過ごしやすいですが、25度前後の生ぬるい状態が続くこともあり、体が休まりにくい環境になりやすいです。
つまり、「自分が弱くなった」のではなく、東広島をはじめに日本の夏、環境そのものも、
自律神経にとって厳しい条件へと変化しております。
昔より暑い現代を乗り切るための「自律神経を乱さない工夫」
暑さそのものが激しくなっている現代だからこそ、
冷房を「賢く使い」ながら、自律神経の調整力を甘やかしすぎないバランスの取れた工夫が必要です。
1.エアコンの設定温度は「26℃〜28℃」+サーキュレーターや扇風機
温度を下げすぎるのではなく、風を循環させて体感温度を下げましょう。外気との寒暖差を小さくすることが自律神経を守るコツです。
2.冷房空間での「首・お腹・足首」の保護
部屋全体は涼しく保ちつつも、太い血管や神経が集まる部位(首・お腹・足首)はレッグウォーマーや薄手の羽織もので冷えから守りましょう。
3.水だけでなく「塩分・ミネラル」をこまめに補給
水分の過剰摂取は血液の塩分濃度を下げ、かえってだるさを増幅させます。麦茶に塩を足すなどの工夫を。
4.シャワーで済ませず「ぬるめの湯船(38〜40℃)」に入る
冷房で冷えた体を温めるというメリットと、サボり気味になった自律神経に刺激を与え、交感神経から副交感神経(リラックス)へ切り替える効果的なセルフケアです。
自律神経の調整力を高めるために、なぜ東広島鍼灸整骨院の鍼灸や整体がいいの?
「過酷な暑さと冷房のギャップで、すでに自律神経が参っている…」
「自力では体調のコントロールが追いつかない…」
「体力がついていってない」
「いつも体がだるい」
そう感じたときは、
身体のプロフェッショナル、東広島鍼灸整骨院の鍼灸・整体による「自律神経調整アプローチ」が非常におススメです。
① 背骨・骨盤へのアプローチで神経伝達をスムーズに(整体)
体温調節の指令を伝える交感神経は、「背骨(脊柱)の両わき」を通って全身に伸びています。
デスクワークや猫背で背骨まわりの筋肉がカチコチに固まっていると、
神経が圧迫され、脳からの「体温を調節せよ」という指令が身体へスムーズに伝わらなくなります。
柔道整復師・整体師が、背骨の歪みを整え、背中の筋肉を解放することで、
自律神経が本来持っている「環境変化への調整力」がフルに発揮されやすいように整える状態を作ります。
② 鍼灸(しんきゅう)で自律神経のスイッチをリセット
東洋医学では、自律神経の働きを整え、
今のような過酷な気候変動に対する身体の適応力・調整力を高める施術を得意としています。
鍼(ハリ)やお灸(キュウ)の施術は、
皮膚にある感覚受容器を介して脳の中枢神経に働きかけ、
過剰に緊張した交感神経を鎮め、自律神経のバランスを整える効果があるということが証明されております。
鍼治療をしていると、よく「眠くなってきた」とおっしゃられる方が多いですが、
それは、このような鍼の自律神経への作用が関係しております。
✅東広島鍼灸整骨院の鍼治療・お灸治療では、
一人一人に応じたツボ(百会・内関・足三里・手三里・天柱・人迎・合谷など)を取穴し、
自律神経のバランスを整えます。
夏の時期、施術中に実感感するのは、
意外とお体が冷えていらっしゃる方が多いという点です。
お体の「冷え」から寝違えやぎっくり腰などに繋がったり、
血行不良から肩こりや腰痛、体のだるさへと繋がったりする方も多くみられますが、
暑さでご本人様は「冷え」の自覚があまりないケースもあります。
また、東洋医学において、「汗」は体のエネルギーである「気」や「血(けつ)」と深い関係があると考えられています。
大量の発汗は「気」を損ない、疲労感を引き起しやすい状態を作ることがあります(気虚状態)。
✅東広島鍼灸整骨院では、
鍼の働きによる血流促進作用で冷房で冷えた深部体温を温めつつ、
免疫力を高めるように働きかけ、
暑さに負けない「自己回復力」を引き出します。
まとめ:厳しい暑さだからこそ「自律神経が働く身体」を作ろう
現代の夏は、昔とは比較にならないほど猛暑日や熱帯夜が増え、
身体へかかるストレスが大きくなっています。
だからこそ、命を守るためにクーラーを正しく使いつつも、
「冷やしすぎで自律神経を弱らせない工夫」と「定期的なメンテナンス」で自律神経の調整力をキープすることが、
東広島鍼灸整骨院が考える今の時代に必要な本当の酷暑対策です。
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度東広島鍼灸整骨院にご相談ください。
東広島鍼灸整骨院では、整体や鍼灸、骨盤矯正、猫背矯正などにより、
国家資格者があなたの自律神経の乱れの状態、骨格の状態をしっかり検査し、
過酷な夏を元気に乗り切るための土台作りとなるお体のバランスを整える施術をいたします。
厳しい暑さに負けない「しなやかで強い身体」を、一緒に作っていきましょう!
自律神経の「反動(リバウンド)」による週末頭痛とは?

✅週末になると頭痛が出やすい
✅仕事が終わってホッとした頃に頭痛が起こる
✅休みの日に限って体がしんどい
このような週末頭痛・休みの日頭痛。
心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このような、気が抜けたとき・リラックス頃に起こりやすい頭痛は、
「自律神経の反動(リバウンド)による乱れ」
が深く関係しているケースが多いと考えられます。
緊張後頭痛や週末頭痛になりやすい方は、
そこに至った経緯を見直すことが、
改善対策をするうえでポイントになります。
今回は、
緊張後頭痛や週末頭痛が起こるメカニズムと鍼灸や整体による改善対策のご紹介です。
心当たりのある方は、こちらのブログをぜひご参照ください。
「週末頭痛」「休みの日頭痛」の原因 自律神経の反動とは?
自律神経とは?改めて整理
自律神経は、
- 交感神経(活動・緊張・アクセル)
- 副交感神経(休息・回復・ブレーキ)
この2つがシーソーのようにバランスを取りながら、血管・内臓・ホルモン・体温・睡眠などを無意識にコントロールしています。

自律神経の詳細はコチラをご参照ください。
重要なのは、この2つの神経(交感神経と副交感神経)のバランスです。
- 交感神経↑ → 副交感神経↓
- 副交感神経↑ → 交感神経↓
上記のように、自律神経のバランスは「シーソー」のようなに、
どちらか一方が優位になると、拮抗する神経が低下するといった具合にバランスをとっています。
しかし、自律神経の働きが乱れている時は、
このバランスが崩れることがあります。
自律神経のバランスの乱れ例

例えば上の図のように、
- 交感神経も副交感神経も両方とも高ぶっている
- 交感神経ばかりに傾いている
- どちらも働きが鈍い
- 切り替えが極端
といった状態になることがあります。
このような状態は自律神経のバランスが乱れている状態です。
平日は交感神経が過剰になりやすい
現代人の生活環境では、
- ✅長時間のデスクワーク
- ✅パソコン・スマホの使用
- ✅精神的ストレス
- ✅時間に追われる生活
- ✅睡眠不足
これらにより、
平日(仕事・学校の時)は交感神経が過剰に働きやすい状態になりがちです。
この状態が続くと、
体は
- 血管は収縮傾向
- 筋肉は緊張しやすい
- 呼吸は浅くなる
- 脳は常に興奮状態
- セロトニンが消耗
といった状態になりやすく、
それが長く続くと、
体が「もう限界だー」と判断します。
週末に起こる「自律神経の反動(リバウンド)」
仕事が休みになり、精神的・肉体的な緊張が一気に解除されると、
それまでの交感神経優位状態から、副交感神経が一気に優位になってしまうことがあります。
自律神経の反動で起こる体の症状

副交感神経が急激に優位になると、
- 血管が一気に拡張
- 血圧が下がりやすくなる
- 頭が重い・ぼーっとする
- 眠気・だるさ
- 吐き気
といった反応が起こりやすくなります。
強い緊張が続いた後のホッとした時、というのがまさにそのような状態に陥りやすいです。
このような体のメカニズムを、「自律神経の反動(リバウンド)・切り替え破綻」と言い、
体は緊張が終わってリラックスしているはずなのに、
なぜか症状が出てしまうことがあります。
この時に起こる急激な血管拡張が、週末頭痛・緊張後の頭痛が起こる原因に繋がるのです。
この際の血管拡張は、自律神経の切り替え不全により血管調節が不安定になった結果として起こるものであり、
生理的に安定した血管拡張とは異なります。
このような急な切り替えによる副交感神経優位は、
「自律神経のバランスが整っている」、
「体がリラックスして良い状態」
とは逆に、
むしろ「揺さぶられている」ジェットコースター状態です。
週末頭痛が起こる一連の流れ
仕事モード
→ 交感神経優位が続く→
平日は帰宅後も、次の日仕事だと体がリラックスしにくい
→ 緊張・ストレス状態が続きやすい
週末にようやく休みモードに入れる解放感
→ 緊張が一気に解除
→ 副交感神経が急激に優位になる
→ 血管が一気に拡張
→ 三叉神経が刺激される
→ 頭痛発作
このような交感神経優位状態が続いた後の急な副交感神経への切り替えが、
「週末頭痛」「緊張後頭痛」の典型パターンと言えます。
首こり・肩こりが自律神経の反動を強める理由
東広島鍼灸整骨院の臨床現場では、週末頭痛や緊張後頭痛のある方の多くに、
自律神経の乱れに加えて、
- ✅首こり
- ✅肩こり
- ✅後頭部の硬さ
- ✅ストレートネック
等の症状がみられることが多いです。
これは、
首コリや肩こりにより首・肩の深部筋が緊張することで、
日常的に交感神経の優位状態を招きやすい事が一つの原因です。
さらに、
首コリや肩こりによる筋肉への圧迫は、
✅脳幹への感覚入力が増える
✅視床下部や脳幹への血行不良
にも悪影響を引き起こしやすくなり、自律神経が乱れやすくなります。
このような慢性的に首コリや肩こりのある状態で週末を迎えると、
普段の交感神経優位状態を助長させる要因にもなるため、自律神経の反動がさらに強く出やすくなります。
東広島鍼灸整骨院からみた週末頭痛の改善対策
このような事から、週末頭痛・緊張後頭痛の改善には、
普段から、交換神経優位状態をいかに強くなりすぎないようケアすることが大切です。
そのためには、
- 自律神経のバランスを整える
- 首・肩・後頭部の緊張を緩める
- 血流を促し、体の修復力を高める
という土台作りが大切です。
自律神経バランスや血流・リンパの巡りを整え、筋緊張をほぐし、
自律神経バランスが過度に行き過ぎないように調整し、リバウンドが起こりにくくなるよう体を整え、週末頭痛が起こりにくい体質づくりのための施術を行っております。
日ごろから、
✅首コリや肩こりが気になる
✅自律神経の乱れを感じている
✅片頭痛・週末頭痛になりやすい
このような方は、ご相談ください。
悪循環になりがちな体質を見直してみませんか。
鍼の効果についてはコチラのブログをご参照ください↓。
片頭痛の原因から紐解く改善策とは?

片頭痛は、「ある日、突然起こる頭痛」というイメージを持たれがちですが、
実際には、
何かのきっかけや原因によって引き起こりやすい頭痛でもあります。
- 「毎月決まった時期に片頭痛が起こりやすい」
- 「天気が悪くなる前に片頭痛が出やすい」
- 「仕事が落ち着いた週末に出やすい」
- 「ストレスがあった後に出やすい」
など、
心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
この片頭痛の特徴や原因をつかむことはとても大切で、
片頭痛改善のヒントにもなります。
このブログでは、鍼灸師・柔道整復師・整体師の立場から、
片頭痛が起こるメカニズムについて、
片頭痛が引き起りやすい原因を詳しく交えながら解説し、
東広島鍼灸整骨院の鍼灸治療がなぜ片頭痛の改善につながるのかを後半にご紹介しております。
このブログがあなたの長年の片頭痛の改善に少しでもお役立てできれば幸いです。
片頭痛が発症する原因
片頭痛とは?
片頭痛とは、
「脳の血管が拡張し、周囲に炎症が起こることで痛みが発生する頭痛」
です。
さらに細かく説明すると、単なる血管拡張だけでなく、
三叉神経を中心とした神経の過敏化と、
血管拡張に伴って起こる「神経原性炎症」が重なって痛みが発生すると考えられています。
片頭痛の症状
片頭痛の症状は、
✅ズキズキとした拍動性の痛み
✅吐き気、光や音に対する過敏反応が現れることもある
ということが特徴として挙げられます。
片頭痛の原因は脳内の血管・神経・自律神経が複雑に関与
片頭痛は、脳内の血管・神経・自律神経のバランス異常が複雑に関与する頭痛です。
脳の血管の周囲には、
「三叉神経(さんさしんけい)」という感覚神経が張り巡らされています。
三叉神経とは?

三叉神経は、
- 顔・頭部の感覚を支配する神経
- 片頭痛の痛みを生じさせる神経
です。
片頭痛は脳の血管が拡張することで、
この三叉神経が刺激され、ズキズキとした拍動性の痛みが生じます。
つまり片頭痛とは、
「血管の拡張+三叉神経の反応」によって起こる頭痛と言えます。
そこで、なぜ脳の血管が拡張してしまうのか?
この原因を把握することで、片頭痛改善に繋がりますので、とても大切です。
なぜ脳の血管が拡張してしまうのか?
片頭痛の原因になる血管拡張ですが、なぜおこるのでしょうか?
重要になるのが、
①自律神経の乱れ
②脳内物質(セロトニン)
③アドレナリン
です。

片頭痛の原因①②について、それぞれ詳しく解説いたします。
①自律神経の乱れ
自律神経は交感神経と副交感神経があり、
この二つの神経が体の状態に応じて優位になったり低下したりすることで、
体をコントロールしています。
血管の収縮・拡張は、
自律神経によって以下のようにコントロールされています。
• 交感神経:血管を収縮させる
• 副交感神経:血管を拡張させる
片頭痛は血管拡張によって起こる事から、
片頭痛の発作時には、
副交感神経が過剰に働き、血管が拡張した状態になっていることが多いと考えられています。
この時の副交感神経優位状態は、
「健康的な副交感神経優位」とは異なり、
強い交感神経緊張が続いた後に起こる、
自律神経の切り替えが不安定な状態であることが多いと考えられています。
副交感神経優位は体にとって良い状態なのでは?
副交感神経は、一般に「リラックスの神経」と言われることもあるため、
一見すると、
副交感神経が過剰に働くと体に良いのでは?
と思ってしまうかもしれません。
確かに、
副交感神経が優位になること自体は、身体の回復や修復にとって重要な働きを担っており、
体を休ませるために必要です。
また今現在、
交感神経優位になりがちな方が多い中では、
「副交感神経が強い=良い状態」と思われがちで、勘違いしてしまいやすいのですが、
厳密にいうと、その解釈は違います。
自律神経の切り替えが不安定な状態で起こる急な副交感神経優位の状態を、
自律神経の「反動(リバウンド)」「切り替え破綻」などと呼ばれ、
これが、自律神経の乱れが原因で生じる片頭痛です。
自律神経の「反動(リバウンド)」についての詳細は以下をご参照ください。
体に負担がかかりにくい理想的な自律神経バランスとは?
本来の体に負担がかかりにくい理想的な自律神経バランスは、
• 交感神経 → 副交感神経
• 副交感神経 → 交感神経
この2つの神経の「切り替えがなめらか」に行われる事が、
体には負担がかかりにくく、
それに繋がる症状も出にくくなります。
東広島鍼灸整骨院では自律神経のバランスを整える施術を得意としております。
東広島鍼灸整骨院の自律神経の施術についてはコチラをご参照ください。
あなたはどの片頭痛タイプ?
自律神経の乱れから生じる片頭痛をタイプ別にを分類しました。
月に1〜2回起こるタイプ
✅疲労やストレスが一定量を超えた頃
✅気圧変化のタイミングで起こることが多い
週に1回前後起こるタイプ(週末頭痛)
✅仕事の緊張が抜けた週末に起こりやすく、自律神経のスムーズな切り替えがしにくくなっている。
ホルモン周期タイプ(女性に多い)
✅生理前後や排卵期など、エストロゲンの変動により、毎月ほぼ同じような時期に起こりやすい。
自律神経とホルモンとは密接な関係があります。
気圧・天候連動型
✅季節の変わり目に起こりやすく、気温の変化、環境変化に自律神経が対応しにくくなっている方に多く見られます。
片頭痛を起こしやすい方の特徴
特に以下のような方は、自律神経の切り替えがうまくいかず、
片頭痛を起こしやすい傾向があります。
✅ストレスが強い
✅睡眠リズムが乱れている
✅気圧・天候の変化に弱い
✅女性ホルモンによる不調が多い
上記のような状況下では自律神経の切り替えに支障が生じているケースが多くみられ、
自律神経の乱れから、片頭痛に繋がりやすい傾向があります。
②セロトニンの低下
片頭痛の発症原因には、セロトニンという神経伝達物質も深く関与しています。
セロトニンには複数の受容体があります。
セロトニンと血管の正確な関係
| セロトニン受容体 | 主な作用 | 片頭痛・臨床との関係 |
|---|---|---|
| 5-HT1B / 5-HT1D | 血管収縮作用 CGRPなど神経伝達物質の放出抑制 |
片頭痛を抑制する方向に働く 神経の興奮を抑える |
| 5-HT2 | 血管拡張作用 中枢神経の興奮 |
血管拡張により片頭痛を誘発・悪化させやすい |
| 5-HT3 | 吐き気・嘔吐反射の誘発 自律神経反射への関与 |
片頭痛時の吐き気・自律神経症状に関与 |
セロトニンは、受容体の種類や部位によって、
血管を収縮させる作用と拡張させる作用の両方を持ち、
血管と神経を「安定させる役割」を担っていることが分かります。
セロトニンが「きちんと働いている状態」では、
血管は安定し、血管も拡張しにくくなります。
主に片頭痛の抑制に関わるのは、
上記の表の一番上にある、
「5-HT1B / 5-HT1D受容体」の作用による血管安定化・神経抑制作用です。
なぜ「セロトニン分泌が低下すると片頭痛」が生じやすいの?
5-HT1B / 5-HT1D というセロトニン受容体が働くと、
- 脳血管が収縮する⇒
- 三叉神経からCGRP放出が抑制される⇒
- 片頭痛の鎮静に働きかける
といった作用が働きます。
ところが、
ストレス・睡眠不足・ホルモン変動・自律神経の乱れが起こると、
- セロトニンの分泌リズムの低下⇒
- セロトニン受容体刺激が弱くなる
すると、
セロトニン受容体である5-HT1B / 5-HT1Dの働きが低下し、
- 血管収縮のブレーキが外れる⇒
- CGRPが出やすくなる⇒
- 血管が拡張しやすくなる
この働きかけが、片頭痛が起こりやすくなるメカニズムです。
③アドレナリンによる反動からくる片頭痛とは?
最後にもう一つ、片頭痛の原因に挙げられるのが、
アドレナリンによる働きです。
交感神経が優位となり、さらに強いストレスや緊張状態に置かれると、
アドレナリンが分泌されることがあります。
アドレナリンは、腎臓の上に位置する副腎という部位から分泌されます。
アドレナリンの働き
日常的なストレスや緊張時(軽度〜中等度の交感神経優位の状態)は、
ノルアドレナリンが中心的に働き、
血管収縮、筋緊張、心拍数上昇などを調整します。
しかし、強い・急激なストレスに対しては、
副腎髄質から内分泌系のアドレナリンが全身に放出されます。
例えば、
強い恐怖、緊急事態、激しい興奮状態などの時です。
アドレナリンには、
「痛みを感じにくくする」働きがあるため、
肩こりや頭の重さがあっても痛みとして自覚しにくいことがあります。
そのため、痛みが出ないことでかえって無理をして負担をかける事にもつながります。
アドレナリンの特徴
アドレナリンは、
- 即効性があり◎ すぐに痛みを感じにくくなる
- 持続性はなし✕ 長く続かない
- 反動は大きい 分泌が切れると痛みが強く出る
といった特徴があります。
緊張が解けたときの「反動」
交感神経優位状態で一時的にアドレナリンが分泌されるような状況の後に、
緊張が解けてアドレナリン分泌が低下してくると、
反動で副交感神経への急激な切り替えが起こる事があります。
すると、①で説明した自律神経の反動による乱れと同じような現象が起こり、
一気に血管拡張し、周囲に炎症が起こりやすくなります。
このように強いストレスなどによってアドレナリンが分泌されることによっても、
その後、急な副交感神経の切り替えが行われやすくなります。
その結果として、片頭痛に繋がりやすくなります。
アドレナリンとセロトニン・エンドルフィンの違い
真の痛み改善のためには、
アドレナリンによる一時的な鎮痛ではなく、
セロトニンやエンドルフィンによる安定的な分泌を自分自身の体で分泌されやすいようにすることが大切です。
| アドレナリン | セロトニン・エンドルフィン | |
| 目的 | 非常時対応 | 恒常性維持 |
| 鎮痛効果 | 短時間 | 持続的 |
| 自律神経 | 交感神経優位 | バランス安定 |
| 慢性痛への影響 | 悪化しやすい | 改善に有利 |
セロトニンやエンドルフィンは、
脳内で自然に分泌される鎮痛物質で、
副作用なく持続的に痛みを和らげます。
ですので、これらの脳内ホルモンが安定して働く状態を整えることが、
根本的な頭痛改善にもつながります。
鍼灸による施術では、このセロトニンやエンドルフィンの脳内ホルモンの分泌を促す働きかけがあります。
慢性的な交感神経優位は「痛みを悪化」させやすい
交感神経優位が慢性的に続くと、
- ✅血行不良
- ✅自律神経の乱れ
- ✅セロトニン分泌の不安定化
- ✅アドレナリンによる体への負担
などを招きやすく、
痛みを悪化させる要因に繋がります。
したがって、
慢性的な交感神経優位状態が続かないように体を整える事も、週末頭痛の改善には大切です。
片頭痛は「首・肩・顎」の影響も大きい
片頭痛は脳内の問題だけでなく、首コリや肩こりなどからも生じることがあります。
実際、
東広島鍼灸整骨院の臨床現場では、片頭痛のある方の多くに以下の共通点が見られます。
- ✅首や肩の筋緊張が強い
- ✅後頭部が硬い
- ✅顎関節や側頭部がこわばっている
- ✅姿勢不良(猫背・頭部前方位)
なぜ、首コリや肩こりが片頭痛の原因に繋がるの?
首こり・肩こりは単なる筋肉疲労ではなく、
- 神経
- 血管
- 自律神経
- 脳の過敏性
に影響を与え、片頭痛を引き起こす要因に繋がります。
首・肩の筋肉は「脳」と直接つながっている
首や肩の筋肉(僧帽筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋群など)は、
- 頭蓋骨に付着している
- 脳幹・脊髄と近接している
という特徴があります。
そのため首コリや肩こりから生じる首の筋緊張は、脳に直接影響を及ぼしやすいのです。
首コリや肩こりがある方は、
- 筋緊張が抜けにくい
- 自律神経の切り替えが苦手
- ストレスに反応しやすい
こういった状態になりやすく、
実際、東広島鍼灸整骨院の臨床現場でも、片頭痛を訴えられる方の多くが、
首コリや肩こりに悩まされています。
首こりが「三叉神経」を刺激するメカニズム
首こりや肩こりにより筋肉が硬くなっている状態は、
片頭痛に繋がりやすい傾向があります。
特に首の奥にある筋肉、後頭下筋群や上部頸椎周囲の深部筋が関係します。
このときポイントになるのが、
後頭下筋群や上部頸椎周囲の深部筋に近接する脳幹と三叉神経核です。
後頭下筋群や上部頸椎周囲の筋肉は、
頭の位置を細かく調整したり、視線や姿勢を安定させたりするために、
常に多くの感覚情報を脳へ送り続けています。
後頭下筋群や上部頸椎周囲の筋肉が慢性的に緊張すると、
筋肉や関節、靭帯に存在する感覚受容器から、
通常よりも強く、あるいは異常な感覚信号が脳幹に送られる傾向があります。
首からの感覚信号は「求心性刺激」と呼ばれます。
特に上部頸椎領域からの求心性刺激は、
脳幹に存在する三叉神経核と機能的に近い位置関係にあり、
互いに影響を受けやすいことが知られています。
首の深部筋が緊張した状態が続くと、
脳幹では「常に刺激が入ってくる状態」となり、
三叉神経核が過剰に興奮しやすくなります。
その結果、
本来であれば問題にならないような血管の変化や外部刺激に対しても、
三叉神経が過敏に反応しやすくなってしまうのです。
この三叉神経の過敏状態は、
いわゆる三叉神経血管説とも深く関係しています。
三叉神経は、脳の血管周囲にも枝を伸ばしており、
血管の拡張や炎症性物質の放出を感知する役割を持っています。
首こりによって三叉神経核が過敏になっている状態では、
血管がわずかに拡張しただけでも「強い刺激」として認識されやすくなります。
すると三叉神経を介して痛みの信号が増幅され、
拍動性の頭痛、つまり片頭痛として感じられるようになるのです。
このようなことから、
首こりからの、
首 → 脳幹 → 三叉神経
という流れは、
片頭痛の発生を助長する要因になると考えられます。
そのため、片頭痛の改善に働きかけるためには、
頭部だけでなく、
首の深部筋や上部頸椎周囲の緊張を適切に緩め、
脳幹への過剰な感覚入力を減らす事が非常に重要になります。
このように、首・上部頸椎からの異常な感覚入力が、脳幹レベルで三叉神経系の興奮性を高める現象は、「三叉神経—頸部求心路の機能的連関」として知られています。
首・肩こりは自律神経を乱す
首・肩周囲には、
- 交感神経幹
- 自律神経の重要な中継点
が存在します。
首コリや肩こりから筋肉が緊張し続けると、
血行不良や交感神経優位状態につながりやすくなるため、
- 血管の収縮・拡張のスムーズな切り替えがしにくくなる
- セロトニン分泌が不安定になる
という状態になります。
詳細は、
首コリ、後頭下筋群や胸鎖乳突筋のコリから生じる自律神経の乱れとは?
をご参照ください。
これが、
首コリ肩こりから自律神経の乱れに繋がり、片頭痛を引き起こす自律神経型トリガーです。
首こりによる脳の血行不良
血流は「量」より「安定性」が重要
首や肩がこると、
椎骨動脈や静脈などの流れが阻害されやすくなります。
すると、
-
脳血流が不安定になる
-
酸素・栄養供給が乱れる
-
脳が「危険」と判断しやすくなる
脳は血流が欠かせない臓器です。
この脳への血行不良を察知し、
血管調節を行った結果、過剰な血管拡張と神経刺激が同時に起こり、
片頭痛が誘発されることがあります。
姿勢不良(猫背)との関係
スマホ・デスクワークなどの時に、猫背などの不良姿勢になってしまう方もいらっしゃると思います。
猫背やストレートネック(スマホ首)などの不良姿勢は、
首に大きな負担をかけ続け、慢性的な首コリや肩こりに繋がります。
正しい姿勢の場合、
首の骨は緩やかな前傾カーブを描いていて、
頭の重みを上手く分散させております。
ところが、
猫背やストレートネックにより頚椎のカーブが失われると、
首や肩の筋肉が過剰な負担がかかります。
そのため、慢性的な後頭下筋などの首の筋緊張を引き起こしやすくなるのです。
すると、
首こり → 三叉神経や後頭神経へ刺激 → 片頭痛
という流れが作られやすくなります。
また、
頭部(特に脳幹・視床下部周辺)への血行不良は、
セロトニンを分泌・調整する「脳幹部の環境低下」や、「セロトニン機能低下」を招く要因につながります。
これにより脳血管調整や痛み抑制が乱れ、
片頭痛が引き起こされる要因に繋がります。
片頭痛や自律神経と深く関係するセロトニン
セロトニンの中枢は、脳幹の「縫線核(ほうせんかく)」です。
縫線核の神経細胞は、常に一定の代謝活動を必要とするため、
血流が悪くなると、
- 酸素不足
- ブドウ糖供給低下
- 神経細胞の代謝低下
となり、セロトニン中枢の働きが低下してしまいやすいのです。
また、頭部への血行不良は、セロトニン自体の合成効率が落ちるため、
セロトニンが「作られにくい・放出されにくい」状態を招く要因になります。
さらにセロトニンの中枢である縫線核は、
- 視床下部
- 自律神経中枢
と密接に連携しています。
頭部血行不良が続くと、
- 自律神経の切り替えが鈍くなる
- 交感神経が過剰になりやすい
- セロトニン消耗が進む
という悪循環に入ります。
以上により、首コリや肩こりから生じる血行不良は、
自律神経バランスの乱れやセロトニン機能低下を招き、
片頭痛を引き起こしやすくなります。
その他、食べ物(チョコレート・ワインなど)などからも、血管が拡張する成分により片頭痛を引き起こす要因に繋がることがあります。
片頭痛の原因となる血管拡張のメカニズムの解説を致しました。
そして、
脳血管が拡張することで、
三叉神経が刺激され、
CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という物質が放出されます。
このCGRPがさらに血管拡張と炎症を引き起こし、
痛みが増幅する悪循環が生じます。
これが、片頭痛を我慢していると、強い拍動性の痛みが生じ、どんどん強くなりやすい原因です。
片頭痛の周期は変えられる
片頭痛が「クセになる」理由
片頭痛を繰り返すと、
• 三叉神経が慢性的に過敏になる
• 脳が「痛み」を記憶する
• わずかな刺激でも発作が起こる
という状態が作られます。
これが、「また同じパターンや原因が重なることでで起こる」という定期性につながります。
重要なのは、片頭痛の周期は、その原因に働きかけることで改善に働きかけることが出来るということです。
• 生活リズムが整う
• ストレスが軽減する
• 首・肩の緊張が改善する
• 自律神経が安定する
これらが整うことで、
発症頻度が減り、間隔が空き、症状が軽くなるケースは非常に多く見られます。
東広島鍼灸整骨院で片頭痛の改善に働きかけるメカニズム
鍼灸によるアプローチ
鍼灸治療は、深層部までの筋肉のアプローチが可能で、
血流を促し、自律神経のバランスを整える働きがあります。
また東広島鍼灸整骨院では、片頭痛を引き起こす複数の要因に対してアプローチを行います。
鍼灸治療では、お体の症状を確認し、お体の状態に合わせツボを取穴し、体の状態を整えます。
以下は片頭痛への鍼灸によるアプローチです。
三叉神経の興奮を抑える
頭部・後頭部のツボへの刺激により、神経の過剰興奮とCGRPの放出を抑制に働きかけます。
神経伝達物質のバランスを整える
セロトニンやエンドルフィンの分泌の安定化を図り、血管拡張が起こりにくい状態に導きます。
鍼灸と「セロトニンによる鎮痛」
鍼灸刺激は、
- セロトニン分泌の促進
- 下行性疼痛抑制系の活性化
を通じて、
✔ 痛みを感じにくくする
✔ 痛みの閾値を上げる
✔ 慢性痛の悪循環を断つ
という作用が期待できます。
これは
「その場の痛み止め」ではなく、
「痛みが出にくい状態を作る」アプローチです。
自律神経を整える
自律神経バランスを整え、自律神経のスムーズな切り替えが行えるように導きます。
自律神経バランスが整うことで、ストレスや気圧変化に対する反応を穏やかにします。
首・肩の筋緊張を改善
深部筋に直接アプローチできるため、
後頭部・頸部の筋緊張緩和を図り、
椎骨動脈・静脈循環の改善と、自律神経中枢(視床下部・脳幹)への働きを整えることで、
三叉神経や自律神経への悪影響の軽減に働きかけます。
それにより、
• 急激な副交感神経優位が起こりにくくなる
• 血管の不安定な拡張が起こりにくくなる
• 三叉神経の興奮が鎮まる
ことにより、
片頭痛の頻度・強さが減り、間隔が空き、症状が軽くなるという事に繋がります。
鍼灸は「片頭痛が起こる周期」そのものに働きかける
このように鍼灸治療は、単に片頭痛の痛みを抑えるだけでなく、
• 片頭痛が起こりやすい体質
• 自律神経の乱れ
• 神経の過敏性
を整えることで、
片頭痛発作の周期そのものを崩すことが期待できます。
整体によるアプローチ
東広島鍼灸整骨院の整体施術では、首や肩のコリ、姿勢の悪さ、自律神経の乱れなどに働きかけることで、片頭痛を引き起こす要因へのアプローチを行い、片頭痛の症状が出にくい体質へと導くことが出来ます。
整体が片頭痛に効果的な理由
首・肩の筋緊張を緩和することで三叉神経や血流を整える
首コリや肩こりへのアプローチ
長時間のデスクワークやスマホ使用により、僧帽筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋群などの首肩周辺の筋肉が慢性的に緊張し、首コリや肩こりに繋がります。
整体でこれらの筋肉をほぐし、バランスを整えることで、血流を改善や自律神経のバランスを整えます。
三叉神経への過剰な刺激が低下し、頭部への血流が安定することで、片頭痛に繋がらないよう働きかける事が出来ます。
猫背姿勢を改善サポートし、根本原因の解決に
整体により骨格のバランスを整え、正しい姿勢に導くことで、
首への負担が根本から軽減され、首の筋緊張が
起こりにくい姿勢へアプローチいたします。
整体施術で頸部からの異常な刺激が軽減することで、
片頭痛の改善に働きかけます。
猫背やストレートネックが気になる方は、こちらをご参照ください。
自律神経のバランスを整える
整体による首・肩・背骨・骨盤などの全身調整は、
体がほぐれることで筋緊張が緩み、自律神経を整えるように働きかけます。
血管の収縮・拡張のコントロールが安定することで、
血管の過剰な拡張や神経の興奮が起こりにくくなることが期待されます。
さらに、整体施術で体の緊張が解放されると、体がリラックスしやすくなります。
リラックス効果は、ストレスホルモンの分泌を抑え、脳の過敏性を軽減します。
その作用により、片頭痛に結びつきにくくなります。
また、鍼灸治療との組み合わせにより、深部への筋緊張や神経の調整にも複合的な対応できるため、相乗効果による改善が期待できます。
片頭痛を繰り返さない体づくりへ
これらの事より、片頭痛は偶然に、突発的に起こるものではなく、
脳・神経・自律神経・生活環境の原因となる要因が重なって起こる頭痛であるという事が理解いただけたかと思います。
鍼灸治療は、これらの要因に包括的にアプローチが期待できる施術です。
「片頭痛の根本的な原因を見直したい」
「片頭痛の頻度やレベルを減らしたい」
そうお考えの方は、
片頭痛の原因に働きかける施術をお試しください。
東広島鍼灸整骨院では、一人ひとりに合わせた施術で、
快適な毎日を過ごすことが出来るようサポートいたします。
捻挫・打撲が「治ったはず」なのに痛い・動きにくい…どうして?

そんな症状は東広島鍼灸整骨院にご相談ください。鍼灸・整体で修復を促し、回復をサポート致します。
以下のような症状はありませんか?
✅「捻挫した足首、腫れは引いたけれど、以前のように深く曲げられない」
✅「打撲した場所が、いつまでも硬いしこりのようになって突っ張る」
✅「ケガの後から、慢性的な痛みや動かしにくさが続いている」
✅「捻挫が治ったと思ったのに、しばらくして時々うずくような痛みが出る」
それは、瘢痕化・拘縮が原因かもしれません。
東広島鍼灸整骨院の院長 木原純司です。
捻挫や打撲などが「治った」と思った後に、
しばらくして「痛みの感覚」や「違和感」「動きにくさ」が出てきて、
東広島鍼灸整骨院にお越しになられる方が多くいらっしゃいます。
なぜケガの後に筋肉が硬くなるのか?「瘢痕化(はんこんか)」の正体
捻挫や挫傷、打撲後に起こる痛みや違和感を、
「ただ筋肉が硬くなっているだけ」
と軽く見て放置していませんか?
実は、ケガの修復過程で起こる「瘢痕化(はんこんか)」が、将来の痛みや不調の引き金になることがあります。
体の中で起こる「内部の傷あと」

瘢痕化とは、
捻挫や打撲で損傷した組織(筋肉・筋膜・靱帯など)が治る際、元の柔軟な組織ではなく、硬く伸びにくい「線維性組織」に置き換わる現象のことです。
皮膚をケガしたあとに「傷あと」が残るのと同じことが、体の中でも必ず起きています。
目に見えないだけで、筋肉や靱帯の中では確実に“内部の傷あと”が作られているのです。
瘢痕組織(はんこんそしき)は元通りに戻るのか?
結論から言うと、一度しっかり瘢痕化した組織が、完全に元の柔らかい筋肉(筋線維)へ100%置き換わることは難しいのが現実です。
筋肉には再生能力がありますが、損傷が一定ラインを超えると、体は「修復のスピード」と「強度」を優先します。
その際、筋肉の代わりにコラーゲン(結合組織)という「のり」で隙間を埋めるため、元通りとはいかないのです。
放置すると怖い、瘢痕組織の「3つの特徴」
見た目には分かりませんが、瘢痕組織は元の筋肉に比べて「伸びない・巡らない・センサー異常」という厄介な性質を持っています。
伸縮性がない
ゴムの中に「伸びない紐」が混じったような状態です。筋肉全体のしなやかさが失われます。
血流が乏しい
血管が少なく、冷えや疲労物質が溜まりやすくなります。これが「慢性的な重だるさ」の原因です。
センサーが異常をきたす
周辺の神経が過敏(痛みやすい)、あるいは鈍感(感覚が鈍い)になり、適切な体の動きができなくなります。
【要注意】軽いぎっくり腰や寝違えでも「瘢痕化」は起こる!
「瘢痕化は重症のケガだけ」と思われがちですが、実は微細な損傷でも必ず起こります。
人の体は、一度でも組織に微細な傷がつくと、それを埋めるために「炎症→線維化」というプロセスを辿ります。
- 軽い捻挫や打撲
- 筋肉痛レベルの微細損傷
- 繰り返される寝違えやぎっくり腰
これらであっても、顕微鏡レベルでは瘢痕化が生じています。
特に「何度も同じ場所を痛める」という方は、過去の瘢痕化によって組織の柔軟性や連動性が低下している可能性が高いと言えます。
瘢痕化が招く「不調の悪循環」と長期リスク
瘢痕化を放置し、柔軟性を出すケアを怠ると、組織は周囲を巻き込んで「癒着(ゆちゃく)」を起こします。
これが「拘縮(こうしゅく=動きの制限)」へと繋がります。
放置した場合の症状例
- 動き始めが硬い、重だるい
- 関節の可動域が狭くなり、左右差が出る
- 関節の変形リスクが高まる
- 慢性的な腰痛や肩こりへ移行する
さらに、関節の「位置センサー(固有受容感覚)」が乱れるため、無意識に動作エラーが起こり、再びギックリ腰や捻挫を起こすという「再発の負のループ」に陥りやすくなります。
特に「質の悪い瘢痕」になりやすい4つのケース
修復の過程で、以下のような状況があると、より硬く不適切な瘢痕が形成されやすくなります。
- 損傷範囲が広い:肉離れや重度の捻挫など
- 炎症が長引いた: 腫れや痛みを我慢して使い続けた場合
- 固定期間が長すぎた: 動かさなさすぎると、癒着を招きます
- 適切な刺激(リハビリ)不足: 正しい方向に組織を整える刺激が足りない場合
(捻挫・挫傷後の適切な対処法 RICEとPOLICEについてはコチラ)
東広島鍼灸整骨院からのアドバイス:きれいな修復を目指すために
瘢痕化そのものをゼロにすることはできませんが、
「柔軟性を保った、質の良い修復」に導くことは可能です。
修復途中の組織には、「適度な血流」と「正しい方向への刺激」が必要です。
東広島鍼灸整骨院の鍼灸施術や整体施術は、局所の血流を劇的に改善し、硬くなりかけた組織に柔軟性を与えることで、癒着を防ぎ、後遺症のない健康な体づくりをサポートします。
「痛みが引いたから終わり」ではなく、その後の「瘢痕化ケア」こそが、10年後の体のために最も大切です。
鍼灸・整体による瘢痕に対するアプローチ
東広島鍼灸整骨院の瘢痕化に対する鍼灸・整体のアプローチは、
瘢痕化した組織をよりよい状態に再構築を促し、本来の可動域に近づける目的で行います。
特に組織が完全に固まりきる前(リモデリング期)に東広島鍼灸整骨院の鍼灸の施術をすることで、
瘢痕を最小限にし、しなやかな状態に導くことができます。
特に捻挫や打撲後は早めの鍼施術がおススメです。
セルフケアだけでは修復が難しい頑固な硬さや痛みに対して、
鍼灸や整体で修復を助け、筋肉などの組織が硬くならないように予防することが大切です。
鍼灸治療の役割:体の内側から「修復力」を高める
鍼灸は、体の深部にある組織や神経に直接働きかけることができるメリットがあります。
-
疼痛の軽減とコントロール
鍼の刺激は神経の興奮を抑え、体内で鎮痛物質(エンドルフィンなど)の分泌を促します。
痛みが減ることで、早期からリハビリに取り組みやすくなります。
-
局所の血流促進
鍼を打った周囲の血管が拡張し、血流改善に働きかけます。
これにより、修復に必要な酸素や栄養が届き、老廃物が排出されやすくなります。
-
深部の筋硬結・癒着へのアプローチ
手では届きにくい深層の筋肉の硬結(トリガーポイント)や、瘢痕部、組織間の癒着に対して、鍼で直接刺激を与え、緩めることができます。
-
瘢痕組織のリモデリング(再構築)に働きかける
鍼の微細な刺激が組織の代謝を活性化させ、硬くなった瘢痕組織をより柔軟な状態へ変化させる(リモデリング)ように働きかけます。
その他にも、
・感覚センサーの異常反応の調整
・神経の圧迫を緩め緊張を緩和
といった働きが期待されます。
鍼治療は、手では届かない深さまでピンポイントでアプローチできる数少ない手法であり、
それが鍼の強みです。
鍼治療で硬くなった瘢痕組織の柔軟性を高め、回復しやすくなるよう働きかけます。
整体(柔道整復)によるアプローチ:動きを整える
徒手療法(手技)を用いて、関節や筋肉の動きを改善に働きかけます。
1.関節・筋膜の動きの回復
関節モビリゼーションや筋膜リリースといった手技で、
硬くなった関節包を広げたり、癒着した筋膜の滑走性(すべり)の回復を促し、
瘢痕による癒着を少しずつほぐしていきます。
2.瘢痕マッサージによる柔軟性向上
適切な時期(炎症が落ち着いた後)に、
硬くなった瘢痕組織に対して筋繊維を傷めないよう正しい方向と力加減でマッサージを行い、
組織の柔軟性を高めます。
3.姿勢・アライメントの調整
整体では瘢痕部だけでなく、
ケガをかばって崩れてしまった全身のバランス(姿勢・重心・動作の連動性)を整え、
患部への負担を減らし、正常な動作を取り戻せるよう導き、再負荷を防ぎます。
鍼灸+整体の相乗効果
「局所 × 連動した動き」
鍼灸と整体による相乗効果によって、この2つが整うことで、
瘢痕は「使える組織」へと変わっていきます。
東広島鍼灸整骨院からのメッセージ
捻挫・打撲の後に「痛みがない=治った」ではありません。
大切なのは、
動きの連動・組織の柔軟性を高め、再発しない体づくりをすることです。
捻挫や打撲後の痛み・違和感でお悩みの方は、
一度、東広島市にある東広島鍼灸整骨院までご相談ください。
めまいは鍼灸や整体で改善が期待できるの?
めまいの症状で東広島鍼灸整骨院へご相談に来られる方は多く、
また、複数のお体の症状のうちの一つとしてめまい訴えられてお越しになられる方も多くいらっしゃいます。
めまいの状態や原因も個人差はありますが、
めまいは血流やリンパの流れ、自律神経のバランスを整えることで、
東広島鍼灸整骨院では改善がみられる方も多くいらっしゃいますので、
東広島鍼灸整骨院での鍼灸や整体によるめまいのアプローチ法をご紹介いたします。
めまいの感覚・表れ方
めまいの感覚・表れ方は個人差があります。
東広島鍼灸整骨院でめまいを訴えられる方の表現として、
- ぐるぐる回る感じ
- ふわふわする
- 頭・体が浮いた感じ
- 立ちくらむ
- 頭がくらくらする
- 頭の中がぼーっとする
などと表現される方が多いです。
めまいの種類
めまいは、大きく以下のようなタイプがあります
- 回転性めまい
- 浮動性めまい
- 立ちくらみ(失神性めまい):血圧低下や貧血が原因。
それぞれのめまいのタイプ別ごとの特徴とめまいの原因を捉え、
それを踏まえての鍼灸や整体でのアプローチをわかりやすく解説していきます。
めまいの原因
①回転性めまい
自分や周囲がぐるぐる回っているような感覚を訴えるめまいです。
【主な原因】内耳の機能低下
内耳にある三半規管や前庭という器官がうまく働けなくなり、
平衡感覚が機能しにくくなることが主な原因の一つになります。
この内耳の機能低下の原因といたしましては、
三半規管や前庭への血行不良やリンパの流れが滞る事が原因の一つに挙げられます。
血行不良やリンパの滞りからくるめまい
三半規管と前庭は内耳に位置し、平衡感覚の調整に非常に重要な役割を果たしています。
これらの器官は、常に微細なバランス調整を行いながら、
頭の動きや位置に応じた情報を脳に伝達して平衡バランスを保つように働いています。
ところが、血行不良やリンパの流れが低下すると、
内耳の働きが低下し、
めまいの原因に繋がることがあります。
血行不良からめまいに繋がるメカニズムについて、少し詳しく解説いたします。
内耳が血行不良になるとどうなる?
特に内耳(三半規管や前庭)は、平衡感覚を司るために高い代謝活動が必要とされます。
内耳には「迷路動脈」という細かい血管網によって血流が保たれており、
これが内耳の持続的な機能にとって重要です。
このため、内耳には酸素や栄養素が絶え間なく供給されることにより、
内耳の神経細胞が正常に働き、
正確な平衡感覚の情報が脳に伝わるようになっています。
しかし、三半規管や前庭への血流が悪くなると、
平衡感覚を伝える信号が不安定になり調整がしにくくなるため、
めまいに繋がります。
血行不良から神経伝達の不調にもつながる
内耳の血行不良が生じると、内耳の神経細胞の働きにも影響が及びます。
内耳神経の働きが低下することで引き起こされる症状として、
以下のような症状が挙げられます。
- めまい・回転性めまい
- バランスの崩れやふらつき
- 聴力低下(難聴)
- 耳鳴り
- 耳閉感(耳が詰まった感じ)
- 吐き気や嘔吐
- 集中力の低下や頭のぼーっとした感じ
そして、内耳の機能を維持する上で、血流と神経のほかに、
リンパの流れも重要な役目を果たしています。
内耳のリンパ液循環の乱れ
内耳内にはリンパ液あり、平衡感覚の維持や内耳環境の調整に大きな役割を果たしています。
内耳のリンパ液について
内耳には、血液とは別に、エンドリンパ・ペリリンパという2種類のリンパ液が存在し、
頭の動きを感知し、その情報を神経信号に変換する過程において不可欠で、
このリンパ液の働きにより、内耳の平衡感覚の伝達が安定して行われます。
また、
リンパ液は体内の老廃物排出や浮腫の解消に関与しており、その流れが阻害されると、
炎症や不快な症状(めまい・だるさ)につながる可能性があります。
内耳のリンパ液循環が滞ることで起こるものに、メニエール病があります。
② 浮動性めまい
浮遊感、地面と接している感覚があまりないといった感覚が特徴。
ふわふわしたり、
体が揺れているかのような不安定感
を感じたりします。
それとともに、
頭に血が廻らないようなボーっとした感覚になることもあります。
これらの症状の表れ方は、個人差やめまいの原因(自律神経の乱れやストレス、血流の変動など)やその度合いによっても異なります。
また浮動性めまいは、
急激な体位変換で一時的に悪化する場合もあれば、
慢性的な不安定感として持続するケースもあります。
【主な原因】血行不良や神経の機能低下
血行不良が起こる原因として、
- 自律神経の乱れやストレス、疲労などによる頭部の循環不良
- 首コリや肩こりなどから生じる血行不良
などが挙げられます。
1.自律神経の乱れやストレス、疲労などによる頭部の循環不良
自律神経の乱れやストレスなどにより交感神経が優位になると、
血管が収縮するため、血流が滞りがちになります。
また自律神経の乱れにより、心拍数や血圧が不安定になります。
そのため内耳や脳幹での血流調節にも悪影響を及ぼし、めまいを引き起こす要因となります。
2.首コリや肩こりなどから生じる血行不良
首コリや肩こりなどからも血行不良が生じるため、耳や脳への血流が低下する傾向になります。
回転性めまいでの紹介いたしましたメカニズム同様に、
血行不良が生じると内耳の働きが低下することで、めまいに繋がる原因になります。
また、脳への血流が低下することでもめまいに繋がる原因となります。
ここで脳への血流の低下がめまいに繋がるメカニズムを少し解説いたします。
頭部の血流低下から生じるめまいのメカニズム
頭部への血流が不足するとめまいが生じる原因としては、
脳や内耳が適切な酸素や栄養を受け取れにくくなることが原因の一つに挙げられます。
脳は体の中で最も多くの酸素を必要とする器官です。
そのため、
脳は自動的に血流量を調整する「脳血流自動調節機構」により、
血圧の変動に対して、必要な血流を一定に保とうとする仕組みがあります。
血流が不足すると、脳細胞が必要な酸素やエネルギー源(グルコースなど)を受け取れず、
正常な機能を保てなくなります。
起立性低血圧や脱水状態、自律神経バランスの乱れなどの要因で、
脳血流自動調節機構の働きが追いつかず、脳への血流が不足すると、
神経伝達のエネルギー源であるATPの生成が滞り、
めまいやふらつきが起こる要因に繋がります。
神経細胞の機能低下による平衡感覚の乱れ
血行不良から生じる酸素や栄養不足によって、
神経細胞が一時的に正常な働きができなくなると、
体内の各部位からの平衡感覚の入力や脳内での情報伝達が不安定になり、
平衡感覚を司る部位(前庭系や小脳)が正確な信号を受け取りにくくなります。
その結果、平衡感覚の働きが低下することでめまいに繋がることがあります。
つまり、血流不足が引き起こす脳内でのエネルギー不足や神経伝達の乱れなどが、
めまいのメカニズムの鍵となっています。
③立ちくらみ(失神性めまい)
【主な原因】
血圧低下や貧血、自律神経の乱れが原因の一つ。
立ちくらみの原因の一つに、自律神経のバランスの乱れが挙げられます。
自律神経は不随意的に血管の収縮や拡張を調整し、血圧をコントロールしています。
その働きが乱れると、
立ち上がった際に適切な血管収縮が行われず、血圧が十分に上昇しません(起立性低血圧症)。
そのため脳への血液供給が不足することで、立ちくらみが生じることがあります。
また立ちくらみは、疲れや貧血、脱水なども関係することがあります。
めまいの原因に対する改善策について
このように、三半規管や前庭は、豊富な血流と独自のリンパ循環によって支えられており、
それが平衡感覚の正常な調整につながっています。
もし血流やリンパの流れに滞りが生じると、
めまいやふらつきなどの症状に繋がる事があるため、
内耳への血流やリンパの流れは大切です。
したがって、内耳や脳への血行不良やリンパの滞りを解消に働きかけることが出来れば、
めまいの改善につながるということになります。
めまいに対する東広島鍼灸整骨院の改善アプローチ法

東広島鍼灸整骨院では、めまいの原因をカウンセリングやお体の状態を確認し、
その方に応じたアプローチを促すことで改善に働きかけます。
施術をすることで、
今まで滞ってしまっていた血液やリンパ液の流れを、
しっかり循環するよう働きかけ、
自律神経のバランスも正常な状態へ戻るように促します。
その場しのぎの対処法ではなく、
根本からの改善を目的とした施術になります。
辛いめまい症状でお悩みの方は、
お早めに東広島鍼灸整骨院までお問い合わせください。
東広島鍼灸整骨院のめまいに対するアプローチは鍼灸と整体がありますが、
特にめまいの方には鍼灸による施術をお勧めいたしております。
めまいを持たれている方は、その方によってそれぞれのツボに反応がありますが、
リンパの滞り、詰まりがある箇所に対してのアプローチは、
鍼の刺激が臨床経験上で良いと感じます。
また、自律神経の乱れを整えるためのツボも鍼灸で刺激することが出来ます。
鍼灸が怖い、整体によってめまいを改善したいという方は、整体によるアプローチもできますので、ご安心ください。
めまいに対する、鍼灸、整体のアプローチ法をこれから解説いたします。
鍼灸によるアプローチ
めまいは、原因が複雑に絡み合って発生する傾向があるため、
鍼灸治療では、全身のバランス調整という視点から、根本原因にアプローチするように働きかけます。
鍼灸は、自律神経の調整、血行促進、リンパの流れを促すように働きかけ、
次のような作用が期待されます。
-
自律神経調整
鍼刺激は交感神経を鎮静化し、副交感神経の活動を促進することが科学的にも示唆されています。
-
血流改善に働きかける
局所への鍼刺激により、一酸化窒素(NO)の放出や、細胞の修復反応が促され、血行が良くなります。
-
リンパの流れ促進
鍼はリンパ節周辺の刺激を通じて、リンパ液の排出・循環を助け、滞りの解消に寄与します。
体質と症状に合わせた鍼灸施術
自律神経の乱れ、血行不良、リンパの滞りの状態は個人差が大きいため、
カウンセリングや実際にお体の状態を確認して、
熟練した鍼灸師が自律神経のバランスや血行状態、リンパの滞りを把握し、
最適なツボや刺激強度など判断、施術ペースを考慮します。
東広島鍼灸整骨院の鍼灸についてはこちらをご参照ください。
整体(柔道整復師)による首・肩の矯正
めまいの原因の一つとして、首や肩の筋肉の緊張、そして頸椎(首の骨)の歪みがあります。
柔道整復師の整体によって、以下の改善を促すように働きかけます。
-
筋肉の緊張緩和
首や肩、背中の筋肉の緊張を穏やかにほぐすことで、血管や神経への圧迫が軽減され、血流を促し、神経の伝達を整えることでめまいの改善に働きかけます。
-
頸椎の調整
首の骨格の歪みを、バランスを見ながら整え、血流や神経の流れを整え正常化に働きかけ、内耳や頭部への適切な血液供給につなげます。
東広島鍼灸整骨院の整体についてはコチラをご参照ください。
また、鍼灸治療と整体施術を併用することで、
内耳機能のサポートに働きかけることが出来ると同時に、
骨格調整によるアプローチで相乗効果の期待が出来ます。
めまいは血流・リンパ・自律神経にアプローチできる東広島鍼灸整骨院へ
めまいは「回転性」「浮動性」「立ちくらみ」といった多様なタイプがありますが、
めまいの改善に働きかけるためには、
- 血流やリンパの流れを促す
- 自律神経の働きを整える
この2つが大切という事がご理解いただけたかと思います。
東広島鍼灸整骨院では、めまいの根本的な原因にお一人おひとりに合わせた多角的アプローチを促しており、
このような自律神経の乱れや血行不良・リンパの滞りなどからくる「めまい」の施術を得意としております。
鍼灸治療では、各種ツボへの的確な刺激を通じて自律神経の調整、血流の改善、内耳の機能サポートを行いますのでお勧めです。
また柔道整復の整体を併用することでも、さらに相乗効果が期待でき、症状の改善と再発防止を目的に全力でサポートいたします。
めまいについてのご相談・施術はお気軽にお電話やラインでご相談ください。
ぎっくり腰への整体による独自アプローチとは?

東広島鍼灸整骨院ではぎっくり腰をおこした方へ、
独自の整体アプローチを提供いたしております。
このぎっくり腰の整体施術は、
通常、東広島鍼灸整骨院で行う整体とは異なります。
ぎっくり腰のケアで大切なポイント
ぎっくり腰を起こした後のケアは、一時的には冷やす処置もありますが、
その後は痛めた筋肉や腰周囲の組織へ、いかに血流を促し修復力を高めるかがカギです。
東広島鍼灸整骨院のぎっくり腰への整体は、この以下に血流を促すかに重点を置いて施術を致します。
ぎっくり腰は、筋肉を傷めて傷が出来ている状態です。
ですので、ぎっくり腰への整体は、アプローチ方法が大切です。
ぎっくり腰への整体は、
ぎっくり腰を起こした筋肉への修復と、
ぎっくり腰に繋がったと思われる原因に対しての両方のアプローチを行い、
腰への負担を軽減させることが目的となります。
東広島鍼灸整骨院では、ぎっくり腰の度合いによっては症状がひどい場合、
鍼灸の方が良いケースが多くみられるため、
鍼に抵抗がない場合、整体での施術よりも鍼灸をお勧めすることがあります。
ぎっくり腰を起こした原因は、筋肉の柔軟性の低下により正常可動域が低下した事が大きな原因ですが、
筋肉の柔軟性が低下した要因は、複合的な要因が絡み合っています。
筋肉の柔軟性が低下する要因
筋肉の柔軟性が低下する要因は血行不良が大きな要因となります。
そして腰部が血行不良になりやすい原因としては、
長時間の座位・立位
骨盤や背骨などの体の歪み
猫背などの姿勢の悪さ
中腰や物を持ったりなど、動作での疲労の蓄積
筋力低下
等が挙げられます。
腰回りの筋肉の硬さは、椎間関節や仙腸関節の可動域が低下しやすくなるため、ぎっくり腰に繋がりやすいですが、
そこから姿勢の崩れや筋力の低下などにも繋がり、
それが悪循環となっていることがあります。
東広島鍼灸整骨院のぎっくり腰への独自の整体施術
ぎっくり腰に対する整体のアプローチは、
痛みの程度や体の状態に応じて変わりますが、
以下のような方法でぎっくり腰へのアプローチで整体を行っております。
筋緊張を緩和させるアプローチ

ぎっくり腰の初期段階では、損傷した筋肉の修復を促すため、
強い圧力をかける施術(強いマッサージなど)は避けるべきです。
そのため東広島鍼灸整骨院では、軽いタッチで筋肉を緩める手技を用い、
腰周囲の筋肉や遠隔からのアプローチ方法によって患部の筋肉の緊張をゆるめます。
そうすることで、患部の炎症がなるべく早期に鎮まるように働きかけます。
炎症は体を修復しようとしている体の反応でもあります。
そのため東広島鍼灸整骨院では炎症症状を無理やり抑え込むことなく、
体の修復力を高める施術を重視して施術を行います。
(東広島鍼灸整骨院では、筋肉の修復力を高める施術法として鍼治療をお勧めしております。
ぎっくり腰を起こした筋肉の修復を促すのために、鍼はおススメです。
また、急激に体を動かすこと手技も避け、
穏やかな手技による整体で全身のバランスを調整します。
自律神経のバランス調整も大切
また、ぎっくり腰を起こした場合、痛みが強いとその刺激がストレスとなり、
交感神経優位になりやすいです。
この交感神経優位状態は、血管を収縮させる働きがある為、
患部への修復を遅らせてしまう要因にも繋がります。
東広島鍼灸整骨院では、
ぎっくり腰によって筋肉が過緊張になっている箇所に負担をかけずにアプローチを行い、
筋肉の緊張をゆるめます。
筋肉の過緊張の状態を緩和することで、
自律神経バランスも整い、筋肉の修復を促します。
骨盤や姿勢の調整

ぎっくり腰の原因として、骨盤の歪みが関与していることが多く見られます。
骨盤が歪むと、腰部に過度な負荷がかかりやすくなり、
このことがぎっくり腰の修復を遅らせる要因にも繋がります。
整体では、骨盤にゆがみがある場合は、
ぎっくり腰の段階をみながら、
少しずつ骨盤調整も取り入れ、腰への負担を軽減することで、
ぎっくり腰の改善を促し、ぎっくり腰再発予防に働きかけます。
腰椎のモビリゼーション

腰椎の可動域が狭くなると、周囲の筋肉に過剰な緊張が生じやすくなります。
この筋肉の緊張が腰痛にも繋がり、血行不良にも繋がります。
東広島鍼灸整骨院の整体では、腰椎のモビリゼーション(動きを改善する手技)を行い、
無理なく関節の可動域を広げることで、ぎっくり腰の痛みを軽減します。
ぎっくり腰は、適切なケアを行わなければ再発もしやすい症状であります。
東広島鍼灸整骨院で行うぎっくり腰の整体では、
筋肉の修復を高めるアプローチを行い、
体の修復段階をみながら、整体によって体全体のバランスを整え、
根本から改善が期待できます。
筋肉の緊張を和らげ、関節の可動域を広げることで、
痛みの軽減だけでなく、
ぎっくり腰再発予防にもつながります。
ぎっくり腰、急な腰痛になってしまった場合は、
お早めに東広島鍼灸整骨院までご相談下さい。
ぎっくり腰は東広島鍼灸整骨院で早めに修復を促しましょう

ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰は、突然の強い腰の痛みを特徴とする急性腰痛症で、腰椎捻挫とも呼ばれます。
「魔女の一撃」とも呼ばれるほど強い痛みが急に起こる腰痛で、
英語では「Acute Low Back Pain」とも呼ばれ、
時には身動きが取れなくなることもあります。
ぎっくり腰のきっかけは様々

ぎっくり腰は、急な動作や重いものを持ち上げたり、無理な姿勢を取った際に、
腰に激しい痛みが走る事が多いです。
しかし、くしゃみをしたり、少し屈んだりといった
ほんの些細動作でも引き起こすことがあります。
また、時には前日に負担をかけて痛めていてもその時に腰痛があまり感じられず、
翌朝起き上がった時に違和感や腰痛が出始め、
徐々に痛みの感覚が増してくるケースもあります。
ぎっくり腰はどんな状態?
ぎっくり腰を起こした箇所は、筋肉や靭帯を無理に伸展したり捻ったりした事によって、
筋繊維や筋膜、仙腸関節、腰仙関節の周囲に炎症が生じ、
腰に痛みが引き起こされている状態です。
腰の組織を傷めたことで炎症が生じ、
それが激しい痛みを引き起こす要因になります。
ぎっくり腰は痛めた筋繊維の損傷度合や炎症度合によって、痛みのレベルが異なります。
ぎっくり腰の傷めた度合によって異なる症状
軽度のぎっくり腰ですと、
ある動作のみで腰痛が出たり、腰に違和感があるといった程度で、
動くことはできます。
重度のぎっくり腰になると、
「何をしても痛い」
「どんな態勢になっても腰痛が出る」
「横になっても腰痛が辛い」
など、楽な姿勢が見つからず、四六時中、腰痛と格闘し、
何も手につかなくて、気持ちまで参ってしまいます。
ぎっくり腰の治療は、ぎっくり腰のレベルに合わせたアプローチが大切です。
東広島鍼灸整骨院でぎっくり腰の施術を受けるメリット
ぎっくり腰が一日も早く回復するように、東広島鍼灸整骨院では、
最善を尽くします。痛めた箇所を早急に把握し、修復に向け全力で
施術いたします。
東広島鍼灸整骨院で行うぎっくり腰のアプローチ

1.治療は、痛めた個所の深層部までアプローチできるように行っており、
修復を促しますので、一日も早くぎっくり腰から回復されるように施術を致します。
2.ぎっくり腰で痛めた筋肉や関節に負担をかける事のない鍼灸やぎっくり腰の整体で、
痛めた腰の修復と周辺部の機能回復を促し、無理な負担を掛けずに改善に導きます。
3.日常で気を付けることなどを丁寧に説明し、
ぎっくり腰の再発予防や腰痛になりにくい体づくり、生活習慣をアドバイスいたします。
ぎっくり腰には早めの修復が大切な理由とは?

ぎっくり腰の後、修復過程で筋肉が固まってしまうことがあります。
ぎっくり腰を起こした後では、
損傷した組織が治癒するにつれて、
筋肉や結合組織に瘢痕組織が形成されることがあります。
この瘢痕組織は通常の筋肉繊維よりも硬く、柔軟性が低いため、
筋肉が固くなりやすく、可動域が制限されることがあります。
この瘢痕組織が形成される過程で固まって修復しないように、
ぎっくり腰を起こされたら、
早めの段階で東広島鍼灸整骨院の腰痛整体や鍼灸を受けられる事をお勧めいたします。
とくに瘢痕化を予防するために、鍼治療はお勧めです。
筋肉が硬くならないよう、早めに施術を受けられる事で、
ぎっくり腰の予防対策にも繋がります。
東広島鍼灸整骨院では、ぎっくり腰の予防のための施術もできます
ぎっくり腰は、普段から慢性的に腰痛を抱えているという方や、
不良姿勢などで骨盤にゆがみがある方は、
腰部の可動域が低下し、ぎっくり腰を起こしやすいです。
普段から、
ぎっくり腰や腰椎椎間板ヘルニアなどの症状に繋がってしまわないように、
腰痛を感じられた段階で、腰痛整体や腰痛の鍼施術で解消されると、
ぎっくり腰や慢性腰痛、腰椎椎間板ヘルニアの予防につながります。
ひどいぎっくり腰になると、身動きも取れず、
トイレに行くのも一苦労、精神的にも疲れます。
なるべくなら、ひどいぎっくり腰につながってしまわないように、
普段からメンテナンスでケアを行い、
腰痛対策・ぎっくり腰対策をされておかれる事をお勧めいたします。
様々なぎっくり腰のケースに対応し回復を促します
ぎっくり腰の早期段階や、ひどいぎっくり腰では、
痛めた腰の筋肉の修復を促すために安静にすることも大切です。
なぜなら傷めている腰の筋肉にさらに負担をかけると、
さらに筋肉の修復を遅らせ、痛めた腰の筋肉をさらに傷めてしまう事もあるからです。
しかしながらお仕事や日常生活で安静が難しいことが多々あると思います。
東広島鍼灸整骨院では、様々なぎっくり腰のケースがありますが、
どのようなぎっくり腰でも、傷めた箇所の修復を一日でも早く促すように、
また一日でも早く家事やお仕事がこなせられる状態に戻る様、
ぎっくり腰の施術をいたします。
また、ぎっくり腰になってしまった場合は、
様子を見ている間でも生活で体を動かしますので、
さらに痛めてしまうこともございます。
もしぎっくり腰になられたら、あまり我慢されず、
早めにぎっくり腰の治療をされる方が、
傷めた箇所の負担が軽減され、施術期間も短くて済みます。
また、痛みが引いたときに無理をされて痛みがぶり返したり、
まだ腰の状態が治っていないのに、痛みが軽減してきた途中で施術をやめると、
症状が戻ったり、再受傷されたりすることもあります。
ぎっくり腰になってしまった場合は、
なるべく早期に賀茂高校南側(東広島市西条町西条東)にある東広島鍼灸整骨院へお越しいただけますと幸いです。
また、困ったことやご質問等ございましたら、
lineやお電話でお気軽にお問い合わせください。
TEL082-422-8200
腰痛が無い方にも腰椎椎間板ヘルニアはある

腰椎椎間板ヘルニアは、画像にヘルニアが出ていても腰痛の症状がない方も多くみられ、MRIで偶然見つかることもあります。
事実、
腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛が無い方にも見られるということが1995年国際腰痛学会が発表され、
その研究はボルボ賞という大きな賞を頂いております。
腰椎椎間板ヘルニアだった76%の方に腰痛が無い
国際腰痛学会の研究の内容として、
腰痛が無い方に対して、腰椎の状態を調べた結果、
腰椎椎間板ヘルニアだった方は76%、
腰椎変性に至っては85%の確率で見られたということです。
腰痛が無い方にもこれだけ多くの確率で、
腰椎に何らかの所見が見られたということは、
画像検査をすれば、
腰痛がある無いに関わらず約8割に何だかの変性は見られるということです。
「腰椎椎間板ヘルニアですね」「脊柱管狭窄症ですね」と言われた方へ
そのことを踏まえると、腰痛で画像検査の結果、
「腰椎椎間板ヘルニアですね。」
「腰椎4番と5番の間にすり減りがみられます」
「脊柱管狭窄症です。」
などと言われたからといっても、それそのものが原因で腰痛になっているとは限らないという事です。
つまり、腰痛や足の痺れの本当の原因は、
その骨の状態そのものが原因ではなく、
その他にある可能性も十分ある、例えば筋肉や筋膜、靱帯などからの影響もあるという事を念頭に置いておき、
画像上の異常がみられても腰痛の無い方も多数いらっしゃるという事を踏まえると、
正確な判断は、徒手検査+問診なども含めて、実際の症状・痛みの質・動きをうかがいながら、
総合的な評価で判断することが大切という事が言えます。
また、実際のところ手術で骨をどうこうしても、
腰の筋肉の状態や骨盤のゆがみなどの状態を整えていないと、
腰の筋肉や腰椎に負担がかかりやすいため、腰椎にも負担をかけてしまいやすいのです。
そのため、「せっかく手術をしたものの、しばらくすればまた腰痛になってしまった」という可能性もあり、
実際そのような方も臨床現場でお見えになられます。
腰痛の改善に大切なポイント
腰痛は腰に関わる神経が圧迫・刺激されて生じます。
そのため、腰痛の改善に大切なポイントを2つ挙げます。
1.腰の筋肉の柔軟性を高め、神経を圧迫しないように整える
腰痛の予防のために、筋肉をほぐし、血流を促すことが大切です。
2.腰椎に負担をかけないよう、腰椎の可動域を高める
✅腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症に繋がらないように
✅腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と言われた方も腰椎への負担を軽減させるために
✅ぎっくり腰で急に腰を傷めないように
日ごろから硬くなった腰の筋肉をほぐし、腰の筋肉の柔軟性を高めることが大切です。
そうすることで、腰椎の可動域も高まり、腰椎への負担も軽減します。
腰椎椎間板ヘルニアが腰痛の原因になっているケースは全体の3%⁈
もちろん、なかには実際腰椎ヘルニアが神経を圧迫してそれが痛みの原因につながっているケースもあると思います。
国際腰痛学会の発表では、
腰椎椎間板ヘルニアが腰痛の原因となっているケースは全体の3%に過ぎないとしています。
もしも手術をしてその後、しばらくして腰痛が出るようであれば、
ヘルニアそのものよりも、筋肉や筋膜などが原因で腰痛の原因に繋がっていたという事も考えられます。
腰に痛みを生じさせる原因にアプローチすることが大切
腰痛が続いて悩まれている方も、
今の腰痛をあきらめず、腰痛改善に向けたアプローチを行い、
一度、腰の状態を整えませんか?
根本改善に向けた腰痛整体・鍼灸、骨盤矯正などで腰痛ケアをされることをお勧めいたします。
鍼灸施術により、筋肉や筋膜の緊張を緩め、神経の圧迫がやわらぐことで、
腰椎椎間板ヘルニアなどがあっても、腰痛症状が改善されたケースも多くあります。
またMRIなどの画像検査で経過をみると、時間の経過とともにヘルニアが縮小するケースもあります。
鍼灸の働きは血流を促し、修復力を高めるように働きかけます。
さらに、ヘルニアに対する炎症・浮腫軽減や自然吸収によって縮小するケースは医学的に報告されており、
鍼灸がその過程をサポートできる可能性もあります。
東広島鍼灸整骨院では、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による痛みや不調に対して、
鍼灸や整体によるサポートを行っております。
臨床現場でも、動きが改善されて痛みが楽になったというお声を頂いております。
腰痛がひどい場合やぎっくり腰で動きが制限されている方は、
東広島鍼灸整骨院の鍼灸施術で深層部までアプローチを行い、筋肉の修復を促すことをお勧めいたします。
東広島市で腰痛整体なら根本原因を見極める東広島鍼灸整骨院

こんなお悩みありませんか?
- ✓朝起きると腰が痛い
- ✓長く座っていると腰がだるくなる
- ✓マッサージ、整体など行ってみたがすぐに戻ってしまう
- ✓整形外科で異常なしと言われたが腰痛が続いている
- ✓台所など立ち作業をしていると足腰がしんどい
- ✓子供の抱っこで腰が痛い
- ✓腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症と言われたことがある
- ✓ぎっくり腰をした事がある
- ✓屈んだりしゃがんだりするときに、ピキッと腰にくる
- ✓足にしびれが出ることがある
- ✓腰が不安定になる・腰が抜けそうな感じがする
上記のような症状の方は東広島鍼灸整骨院にご相談下さい。
東広島鍼灸整骨院には腰痛といっても、様々な症状でたくさんの方がお越しになられます。
腰痛を放置したり、どうせ改善しないと諦める前に、
繰り返す腰痛を一度見直し、東広島鍼灸整骨院の腰痛整体でお体整えませんか?
東広島鍼灸整骨院の腰痛整体は、国家資格を保持する柔道整復師が施術し、
「腰だけ」ではなく、身体全体のバランスを確認しながら原因を探していきます。
腰痛の原因は腰だけにあるとは限りません
腰が痛いと、多くの方は腰そのものに原因があると考えます。
もちろん、腰に原因がある事も多いのですが、
実際の施術現場では、痛みを感じている腰以外の部位が大きく関係しているケースもある事を実感します。
慢性腰痛を繰り返す方は、
痛みのある腰に加えて、骨盤や背骨、下肢といった全体の状態に特徴がみられることがあります。
例えば慢性腰痛の方は、
- 太ももの裏や膝裏の筋肉がパンパンに張っている
- 背中の筋肉が緊張している
などが多くみられます。
東広島鍼灸整骨院の整体施術でみる、「体のバランス・運動連鎖(キネティックチェーン)とは?肩こり・腰痛の関係について」はコチラのブログをご参照ください。
腰痛の本当の原因は?

東広島鍼灸整骨院では、腰痛の根本の原因を
- ✅筋肉の硬さ
- ✅筋膜の歪み
- ✅自律神経の乱れ
- ✅血行不良
- ✅骨盤や背骨などの歪み
- ✅運動連鎖の代償動作
と考えております。
腰痛の原因は一人一人違ってきますので、
一人一人のお体に合わせ、
実際筋肉の状態や骨格のポジションを検査で確かめ、
痛みの根本的な原因となっている部分を追究し、根本解消に繋がるよう施術を行います。
代償動作が原因で起こる腰痛
人間の身体は各部位が独立して存在しているわけではなく、
骨格・関節・筋肉・筋膜が連動しながら機能しています。
例えば、
股関節の可動性が低下すると、本来股関節が担うべき屈曲や回旋動作を腰椎が代償するようになります。
腰椎は安定性を担う役割が強い関節です。
そのため本来の機能以上の動きを求められると、腰椎や筋肉に過剰な負担が蓄積しやすくなります。
私が特に重要視しているのが胸椎です。
胸椎の負担からくる腰痛
胸椎は12個の椎骨と肋骨によって構成される部位であり、
身体を捻る・反る・姿勢を保持する際に重要な役割を担っています。
なぜ胸椎が腰痛に関係するのか
腰痛の方を検査すると、胸椎の動きが低下しているケースがみられることがよくあります。
胸椎は肋骨と連結しているため、本来は適度に捻る・反る・曲げる機能を担っています。
しかしデスクワークやスマートフォンの使用時間が長くなると胸椎が硬くなりやすくなります。

胸椎が動きにくくなると、その代償として腰椎の負担が増加しやすくなります。
腰椎は構造上、胸椎ほど大きく回旋する関節ではありません。
したがって、過剰な負担が腰椎や周辺の筋肉に蓄積しやすくなります。
そのため東広島鍼灸整骨院では、腰痛改善のために胸椎の可動性を重要視しています。
実際に腰痛を繰り返す方の身体を評価すると、
「腰が悪い」
という事に加えて、
「胸椎が動かないため腰が頑張り過ぎている」
状態になっていることケースも見られます。
東広島鍼灸整骨院の腰痛整体の評価ポイント
東広島鍼灸整骨院の腰痛整体の施術で特に重要視しているポイントは、
- 骨盤
- 背骨
- 股関節
- 筋膜
- 筋肉
- トリガーポイント
です。
これらの評価を行い、腰に負担が集中する原因を追究していきます。
腰痛を考える上では、腰だけを見るのではなく、身体全体の連動性を確認することが大切です。
腰痛のトリガーポイント
筋肉の緊張が続くことで筋膜の滑走性が低下し、
筋緊張ではなく、筋肉内にトリガーポイントと呼ばれる過敏な部位が形成されることがあります。
トリガーポイントは痛みを感じる場所とは別の場所に関連痛を起こす特徴があります。
例えば、
お尻の中殿筋や小殿筋に存在するトリガーポイントが腰痛として感じられたり、
腰部の筋肉の問題が臀部や太ももに違和感を生じさせたりすることもあります。
東広島鍼灸整骨院お客様の口コミはコチラをご参考ください。
腰痛整体で大切にしている「骨盤と背骨」のゆがみ
骨盤は家でいう「基礎」。
背骨は家を支える「柱」です。
どれだけ立派な建物でも、基礎が傾けば柱に負担がかかり、建物全体のバランスが崩れます。
身体も同じです。
骨盤は上半身を支える土台であり、その上に背骨が積み重なっています。
骨盤の前傾や後傾、左右のバランスの崩れが続くと、その影響は腰椎だけでなく胸椎や頚椎にも及びます。
身体は多くの場面で、重力の中で姿勢を保っています。
体はどこか歪んでいる部分や偏っている部分があると、
そのゆがみのバランスを取ろうとして、
正常だった部分も偏ってしまい、
トータル的なバランスが歪んでしまいます。
さらに、体の歪みがある箇所は偏りから血行不良などを引き起こし、
ますます腰痛などに繋がりやすくなります。
骨盤と背骨に柔軟性が必要な理由
骨盤や背骨は正しい位置にあるだけでは十分とは言えません。
もう一つ大切なのが「動けること」です。
人間の身体は歩く、しゃがむ、捻る、立ち上がるなど、日常生活の中で絶えず動いています。
骨盤や背骨に柔軟性があれば、これらの動作による負担をそれぞれの関節で連係プレイすることで分散できます。
しかし可動性が低下すると、負担は局所的な箇所に集中します。
例えば、
床に落ちた物を拾う前かがみ動作
洗面所での中腰姿勢
車の乗り降りで身体を捻る動作
こうした何気ない動作でも、骨盤や背骨の柔軟性が低下していると腰へ過剰な負担がかかりやすくなります。
ぎっくり腰は重い物を持った時だけ起こるわけではありません。
「靴下を履こうとしただけ」
「顔を洗おうとしただけ」
といった日常の些細なことがきっかけで起こることもよくある事です。
こういった背景には骨盤や背骨の柔軟性低下が隠れている場合があります。
東広島鍼灸整骨院の腰痛整体では、
骨盤や背骨の柔軟性を高めるためるアプローチを大切に考えております。
腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症と言われた方へ
画像検査で異常が確認されても、症状の程度と画像所見が必ずしも一致しないことが知られています。
✓腰椎椎間板ヘルニア
✓脊柱管狭窄症
と言われた方も、
今の腰痛が、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が根本的な原因でない可能性も考えられます。
腰痛が無い方にも腰椎椎間板ヘルニアはあるをご参照ください。
実際に画像上変化があっても、
症状の少ない方もいれば、強い症状を感じる方もいます。
もちろん医師による診断は重要です。
そのうえで東広島鍼灸整骨院では、画像所見だけで身体を判断するのではなく、
- 筋肉の状態
- 関節の可動性
- 骨盤と背骨のバランス
- 日常動作のクセ
などを総合的に評価しています。
腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症など骨の器質的疾患があっても、
諦めずに腰痛整体や鍼灸を続けることで、
腰痛が改善へと繋がっていくケースも多くみられます。
腰痛に整体と鍼灸、どちらがお勧め?
骨盤や関節の可動性改善を目的とする場合は整体が適していることがあります。
一方で、
深部筋の緊張
トリガーポイント
慢性的な筋緊張
が関与している場合には鍼灸の方が有効なケースもあります。
また、
- 腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を伴う腰痛かつ、動作痛がある方
- 腰を動かしたときに腰痛が強く出やすい方
このような方は、東広島鍼灸整骨院では腰痛整体よりも鍼灸の施術をお勧めいたします。
腰痛症状が続いている方は、鍼灸と整体をセットでされる方が、相乗効果も期待できるのでお勧めです。
東広島鍼灸整骨院では、整体と鍼灸を組み合わせた施術も致しております。
東広島鍼灸整骨院の腰痛整体の特徴

東広島鍼灸整骨院の腰痛整体は、無理にポキポキと鳴らすものではなく、
体の悪い部分の状態を丁寧に確かめながら段階を追って整体を行います。
整体中に「ポキッ」と音がなることはありますが、
それ自体は体の停滞していた水分が移動する音であり、
スッキリとする感覚です。
筋肉・トリガーポイントへのアプローチ
痛みを感じている部位だけでなく、関連する筋肉全体を評価します。
腰方形筋、多裂筋、脊柱起立筋、殿筋群、腸腰筋など、
腰痛に関連する筋肉の状態を確認し、筋肉の緊張をほぐします。
さらにトリガーポイントの有無を確認し、丁寧にアプローチします。。
筋肉の緊張が続くことで形成されたトリガーポイントは、慢性的な腰痛に繋がる場合があります。
トリガーポイントを的確に捉え、アプローチすることは腰痛改善する上で大切です。
筋膜の滑走性へのアプローチ
筋肉は単独で存在しているわけではありません。
筋肉の外側には「筋膜」という組織があり、筋肉を包み込むように全身が連続しています。
筋膜の滑走性が低下すると、本来スムーズに動くはずの組織同士が引っ掛かりやすくなります。
東広島鍼灸整骨院の腰痛整体では筋膜の連続性を考慮しながら筋膜へのアプローチ施術を行います。
骨盤のバランス調整
骨盤の状態は身体全体のバランスに大きく影響します。
仙腸関節や股関節の動き、骨盤周囲筋の状態を確認しながら可動域の正常化に向けたアプローチ施術を行います。
胸椎の可動域改善を図る
腰痛に対して腰だけを調整するのではなく、脊柱全体の連動性を重視しています。
特に胸椎の可動性改善を図ることで腰椎への負担軽減に繋がりやすくなるため、重要視しているポイントの一つです。
東広島鍼灸整骨院の腰痛整体の流れ
筋肉の硬さを無理なくほぐし、筋肉を緩めます。
トリガーポイントを捉え筋肉の状態を確認しアプローチ。
筋肉、筋膜の歪みを整えるための筋膜リリース。
骨盤や背骨など、柔道整復師が体の歪みを捉え、丁寧に矯正を施します。
このように東広島鍼灸整骨院の腰痛整体は、
腰痛の根本原因に繋がっている部分を追究し、
体の全体的なバランスを無理なく整えていき、腰痛改善を促す整体です。
東広島市で腰痛整体をお探しの方へ
東広島鍼灸整骨院の腰痛整体では
腰痛を腰だけの問題として捉えず、腰に関連する筋肉、連動性を見て、
骨盤という土台。
背骨という柱。
そして股関節、筋膜・筋肉の連動。
これらを総合的に評価しながら施術を行っています。
繰り返す腰痛に「なぜ腰に負担が集中しているのか」という視点を大切に、お体の状態を捉えます。
慢性的な腰痛や繰り返すぎっくり腰でお悩みの方は
ぜひ一度、東広島鍼灸整骨院の腰痛整体をお試しください。
腰痛が改善されることは、体の軸の状態が整うため、体が安定しやすくなり、
体も動きやすくなります。
✓腰痛があって辛いけど、どこに行ったらいいか分からない方
✓マッサージやストレッチなどをしてみても変化のない方
✓どうしたらいいのか分からず、とりあえず横になったりして様子を見ている方
✓病院の検査では異常はないけれど、腰痛がずっと続いている方
是非、一度あなたの腰の状態を見させていただき、
あなたの腰痛が解消できるようお手伝いをさせていただければと思います。



