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捻挫・打撲が治った後の痛み・違和感は東広島鍼灸整骨院にお任せください | 東広島市 東広島鍼灸整骨院

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捻挫・打撲が治った後の痛み・違和感は東広島鍼灸整骨院にお任せください

2025.12.14 | Category: スポーツ外傷,交通事故施術,整体,肩こり,腰痛,鍼灸

捻挫・打撲が「治ったはず」なのに痛い・動きにくい

捻挫・打撲「治った」後に痛みや違和感が出る

そんな症状は東広島鍼灸整骨院にご相談ください。鍼灸・整体で修復を促し、回復をサポート致します。

以下のような症状はありませんか?

✅「捻挫した足首、腫れは引いたけれど、以前のように深く曲げられない」

✅「打撲した場所が、いつまでも硬いしこりのようになって突っ張る」

✅「ケガの後から、慢性的な痛みや動かしにくさが続いている」

✅「捻挫が治ったと思ったのに、しばらくして時々うずくような痛みが出る」

それは、瘢痕化・拘縮が原因かもしれません。

東広島鍼灸整骨院の院長 木原純司です。

捻挫や打撲などが「治った」と思った後に、

しばらくして「痛みの感覚」や「違和感」「動きにくさ」が出てきて、

東広島鍼灸整骨院にお越しになられる方が多くいらっしゃいます。

 

なぜケガの後に筋肉が硬くなるのか?「瘢痕化(はんこんか)」の正体

捻挫や挫傷、打撲後に起こる痛みや違和感を、

「ただ筋肉が硬くなっているだけ」

と軽く見て放置していませんか?

実は、ケガの修復過程で起こる「瘢痕化(はんこんか)」が、将来の痛みや不調の引き金になることがあります。

 

体の中で起こる「内部の傷あと」

 

瘢痕化とは、

捻挫や打撲で損傷した組織(筋肉・筋膜・靱帯など)が治る際、元の柔軟な組織ではなく、硬く伸びにくい「線維性組織」に置き換わる現象のことです。

皮膚をケガしたあとに「傷あと」が残るのと同じことが、体の中でも必ず起きています。

目に見えないだけで、筋肉や靱帯の中では確実に内部の傷あとが作られているのです。

瘢痕組織(はんこんそしき)は元通りに戻るのか?

結論から言うと、一度しっかり瘢痕化した組織が、完全に元の柔らかい筋肉(筋線維)へ100%置き換わることは難しいのが現実です。

筋肉には再生能力がありますが、損傷が一定ラインを超えると、体は「修復のスピード」と「強度」を優先します。

その際、筋肉の代わりにコラーゲン(結合組織)という「のり」で隙間を埋めるため、元通りとはいかないのです。

 

放置すると怖い、瘢痕組織の「3つの特徴」

見た目には分かりませんが、瘢痕組織は元の筋肉に比べて「伸びない・巡らない・センサー異常」という厄介な性質を持っています。

 伸縮性がない

ゴムの中に「伸びない紐」が混じったような状態です。筋肉全体のしなやかさが失われます。

血流が乏しい

血管が少なく、冷えや疲労物質が溜まりやすくなります。これが「慢性的な重だるさ」の原因です。

センサーが異常をきたす

周辺の神経が過敏(痛みやすい)、あるいは鈍感(感覚が鈍い)になり、適切な体の動きができなくなります。

 

【要注意】軽いぎっくり腰や寝違えでも「瘢痕化」は起こる!

「瘢痕化は重症のケガだけ」と思われがちですが、実は微細な損傷でも必ず起こります。

人の体は、一度でも組織に微細な傷がつくと、それを埋めるために「炎症線維化」というプロセスを辿ります。

  • 軽い捻挫や打撲
  • 筋肉痛レベルの微細損傷
  • 繰り返される寝違えやぎっくり腰

これらであっても、顕微鏡レベルでは瘢痕化が生じています。

特に「何度も同じ場所を痛める」という方は、過去の瘢痕化によって組織の柔軟性や連動性が低下している可能性が高いと言えます。

 

瘢痕化が招く「不調の悪循環」と長期リスク

瘢痕化を放置し、柔軟性を出すケアを怠ると、組織は周囲を巻き込んで「癒着(ゆちゃく)」を起こします。

これが「拘縮(こうしゅく=動きの制限)」へと繋がります。

放置した場合の症状例

  • 動き始めが硬い、重だるい
  • 関節の可動域が狭くなり、左右差が出る
  • 関節の変形リスクが高まる
  • 慢性的な腰痛や肩こりへ移行する

さらに、関節の「位置センサー(固有受容感覚)」が乱れるため、無意識に動作エラーが起こり、再びギックリ腰や捻挫を起こすという「再発の負のループ」に陥りやすくなります。

 

特に「質の悪い瘢痕」になりやすい4つのケース

修復の過程で、以下のような状況があると、より硬く不適切な瘢痕が形成されやすくなります。

  • 損傷範囲が広い:肉離れや重度の捻挫など
  • 炎症が長引いた: 腫れや痛みを我慢して使い続けた場合
  • 固定期間が長すぎた: 動かさなさすぎると、癒着を招きます
  • 適切な刺激(リハビリ)不足: 正しい方向に組織を整える刺激が足りない場合

捻挫・挫傷後の適切な対処法 RICEとPOLICEについてはコチラ

 

東広島鍼灸整骨院からのアドバイス:きれいな修復を目指すために

瘢痕化そのものをゼロにすることはできませんが、

「柔軟性を保った、質の良い修復」に導くことは可能です。

修復途中の組織には、「適度な血流」と「正しい方向への刺激」が必要です。

東広島鍼灸整骨院の鍼灸施術や整体施術は、局所の血流を劇的に改善し、硬くなりかけた組織に柔軟性を与えることで、癒着を防ぎ、後遺症のない健康な体づくりをサポートします。

「痛みが引いたから終わり」ではなく、その後の「瘢痕化ケア」こそが、10年後の体のために最も大切です。

 

鍼灸・整体による瘢痕に対するアプローチ

東広島鍼灸整骨院の瘢痕化に対する鍼灸・整体のアプローチは、
瘢痕化した組織をよりよい状態に再構築を促し、本来の可動域に近づける目的で行います

組織が完全に固まりきる前(リモデリング期)に東広島鍼灸整骨院の鍼灸や整体の施術をすることで、

瘢痕を最小限にし、しなやかな状態に導くことができます

捻挫や打撲後は早めの施術ケアがおススメです。

セルフケアだけでは修復が難しい頑固な硬さや痛みに対して、

鍼灸や整体(柔道整復)で修復を助け、筋肉などの組織が硬くならないように予防することが大切です。

 

鍼灸治療の役割:体の内側から「修復力」を高める

鍼灸は、体の深部にある組織や神経に直接働きかけることができるメリットがあります。

  1. 疼痛の軽減とコントロール

鍼の刺激は神経の興奮を抑え、体内で鎮痛物質(エンドルフィンなど)の分泌を促します。

痛みが減ることで、早期からリハビリに取り組みやすくなります。

  1. 局所の血流促進

鍼を打った周囲の血管が拡張し、血流改善に働きかけます。

これにより、修復に必要な酸素や栄養が届き、老廃物が排出されやすくなります。

  1. 深部の筋硬結・癒着へのアプローチ

手では届きにくい深層の筋肉の硬結(トリガーポイント)や、瘢痕部、組織間の癒着に対して、鍼で直接刺激を与え、緩めることができます。

  1. 瘢痕組織のリモデリング(再構築)に働きかける

鍼の微細な刺激が組織の代謝を活性化させ、硬くなった瘢痕組織をより柔軟な状態へ変化させる(リモデリング)ように働きかけます。

その他にも、

・感覚センサーの異常反応の調整
・神経の圧迫を緩め緊張を緩和

といった働きが期待されます。

鍼治療は、手では届かない深さまでピンポイントでアプローチできる数少ない手法であり、

それが鍼の強みです。

鍼治療で硬くなった瘢痕の柔軟性が高め、回復しやすくなるよう働きかけます。

 

 

整体(柔道整復)によるアプローチ:動きを整える

徒手療法(手技)を用いて、関節や筋肉の動きを改善に働きかけます。

1.関節・筋膜の動きの回復

関節モビリゼーションや筋膜リリースといった手技で、

硬くなった関節包を広げたり、癒着した筋膜の滑走性(すべり)の回復を促し、

瘢痕による癒着を少しずつほぐしていきます

 

2.瘢痕マッサージによる柔軟性向上

適切な時期(炎症が落ち着いた後)に、硬くなった瘢痕組織に対して筋繊維を傷めないよう特殊な方向で摩擦を加えるマッサージを行い、組織の柔軟性を高めます。

 

3.姿勢・アライメントの調整

整体では瘢痕部だけでなく、

ケガをかばって崩れてしまった全身のバランス(姿勢・重心・動作の連動性)を整え、

患部への負担を減らし、正常な動作を取り戻せるよう導き、再負荷を防ぎます。

 

鍼灸+整体の相乗効果

「局所 × 連動した動き」
鍼灸と整体による相乗効果によって、この2つが整うことで、
瘢痕は「使える組織」へと変わっていきます。

 

東広島鍼灸整骨院からのメッセージ

捻挫・打撲の後に「痛みがない=治った」ではありません。
大切なのは、
動きの連動・組織の柔軟性を高め、再発しない体づくりをすることです。

捻挫や打撲後の痛み・違和感でお悩みの方は、
一度、東広島市にある東広島鍼灸整骨院までご相談ください。

捻挫・打撲・肉離れのケガの応急処置はRICEからPOLICEに

2025.08.21 | Category: スポーツ外傷,交通事故施術,未分類

ケガの応急処置はRICEからPOLICEへ

スポーツや日常生活でのケガ、特に捻挫や打撲の応急処置といえば

RICE(ライス)」が常識でした。

RICE(ライス)とは?

RICE(ライス)」とは、急性期(受傷直後〜4872時間の間)における

捻挫・打撲・軽度の筋・腱損傷に対する基本的な応急処置として施されてきました。

RICEの目的は、

主に組織内出血や腫脹の拡大や炎症を抑え、

痛みのコントロールと二次的合併症の予防を目的として行われております。

1978年から長年使われてきたRICEは、一定の効果もあったとされております。

ちなみに「RICE(ライス)」とは、以下の4つの頭文字です。

RICE処置(捻挫・打撲・肉離れなどの応急処置)

要素 内容
Rest(安静) 損傷部位への負荷を避けるため、患部を動かさず完全に休ませる
Ice(冷却) 患部の血管を収縮させ、出血や腫脹(浮腫)の拡大を抑え、痛みを和らげる。
Compression(圧迫) 弾性包帯などで圧迫し、出血・浮腫を抑制し、関節の不安定性を一時的に補助する。
Elevation(挙上) 患部を心臓より高く上げ、静脈還流を促し、浮腫の軽減を図る。

 

POLICEの普及

RICEの提唱者であるDr. Mirkin自身が「RICEは時代遅れ」と発言したことで、

世界的にPOLICEへの移行が加速したとされております。

このDr. MirkinRICEの提唱者でありながら、後にその限界を認めてアップデートを促したという点で、

スポーツ医学の進化に大きく貢献した人物と言えます。

2017年の国際スポーツ理学療法学会では、

Optimal Loading(最適な負荷)が主要テーマとなりました。

2018年頃に国際的標準となり、2020年頃、日本で本格普及しております。

日本では、まだRICEが主流の場面もありますし、

状況に応じて取り入れることも必要であります(後述で解説)。

スポーツ現場や理学療法・整形外科領域では、

徐々にPOLICEの考え方が浸透しつつあり、早期回復・再発予防の観点からPOLICEが注目されています。

鍼灸師・整体師・柔道整復師の立場として、

多くの方の施術をさせていただいた経験から、

適切な応急処置がその後の回復に大きく影響することを日々実感しております。

今回はPOLICEの詳細と、なぜRICEからPOLICEに変わったのか解説いたします。

特にスポーツ場面ではよく起こしやすいケガ(捻挫・打撲・肉離れなど)ですが、

そんなケガが起こった際の応急処置の知識を正しく知ることで、

✅その後のケガの修復度合い

✅復帰の速度の向上

✅ケガの再発予防

に繋がりますので、スポーツをされる方はもちろん、されない方も、

頭の片隅にとどめておいていただけますと幸いです。

スポーツ外傷についてはコチラをご参照ください。

 

RICEとPOLICEの違い比較表

項目 RICE POLICE
R / P Rest(安静) Protect(保護)
サポーターやテーピングで患部を守る
O Optimal Loading(最適な負荷)
痛みの無い範囲で少しずつ動かす
I Ice(冷却)
1回15〜20分を目安に冷やす
Ice(冷却)
必要に応じて適度に行う
C Compression(圧迫) Compression(圧迫)
循環を妨げない程度に行う
E Elevation(挙上) Elevation(挙上)
腫れの軽減をサポート

RICEからPOLICEに変更された大きなポイント

上の表から明らかにわかることは、

冷却や圧迫も内容が少し変更されておりますが、

安静から「保護と適切な負荷」に変更されているという点が注目する点です。

そして、一番の変更ポイントは「適切な負荷」です。

 

Q.どうしてPOLICEに変更されたの?

捻挫・打撲・肉離れを起こした筋肉は損傷しております。

その傷めた筋繊維の損傷を最小限に抑えるために安静もある程度の必要です。

そのため、RICE処置では「安静」が大切だとされてきました。

しかしRICE処置も大切ではありますが、

最新の考え方では必要以上の安静が回復を遅らせるとされてきており、

受傷初期はRICEを重視しますが

ケガの状態をみながら、ある程度腫れや熱感が引いてきたら、

早めに「安静」から、「最適な負荷(Optimal Loading)」へ移行したほうが良いとする概念が推奨されるようになっております。

Q.安静のしすぎによって起こりやすい体へのリスクとは?

  • 筋力の急速な低下
  • 筋萎縮や癒着
  • 関節の拘縮(固まってしまうこと)
  • 血流の悪化
  • 組織修復の遅延
  • 機能回復期間の延長

などの体へのリスクから、回復を遅らせたり、修復を悪化させることが懸念されるため、

ある程度の目安を機に、早めに適度な負荷を取り入れる事が推奨されております。

 

Q)なぜ適切な負荷を取り入れたほうがいいの?

A)適切な負荷「Optimal Loading」は、損傷後の早期回復を促す

適度な負荷を取り入れることで、血流・組織修復・神経修復を促進し、

コラーゲン繊維の配列を整え、筋癒着や可動域制限を防ぐ働きがある、

とされます。

 

RICEからPOLICEへの流れ(時系列)

受傷直後(0〜48時間)

  • RICEが基本(安静・冷却・圧迫・挙上)⇒腫れ・出血・痛みのコントロールが目的
  • 冷却は1回15〜20分を目安に休憩を挟んで行う
  • 骨折が疑われる場合は一度、医療機関で検査

48時間以降〜修復期

  • POLICEへ移行
  • Rest(完全安静)からOptimal Loading(最適な負荷)へ概念が変更されたことで⇒腫れ・熱感が落ち着いたら軽い運動や負荷を開始することが推奨
  • 血流を促す温熱療法や鍼灸を修復サポートに取り入れる

回復期(数日〜数週間)

  • 荷重や可動域訓練を徐々に増やす
  • 筋力・バランス・柔軟性を回復
  • 鍼灸や温熱、マッサージなどで回復を促す

RICEを行うべきなのはどのようなケース?

 RICEが重視されるケース

1. 出血や腫れが強い急性外傷(受傷直後~約48時間以内)

  • 捻挫・打撲・肉離れなどで 出血や腫脹(腫れ)が強く出ている場合

  • 血管損傷を伴う可能性が高いケースでは、まず「安静」と「冷却」で出血・腫れを抑えることが最優先
    → POLICEの「Optimal Loading(適切な運動負荷)」を早く行うと、腫れや内出血を悪化させる危険があります。

2. 強い痛みがある場合

  • 痛みが強く、少し動かすだけで増悪するようなケースでは、無理に動かさずRICEを優先

  • 特にRest(安静)とIce(冷却)で「痛みの軽減」を図ることが重要です。

3. 高度損傷が疑われる場合

  • 靱帯断裂、骨折、重度の肉離れ などが疑われるとき

⇒この場合は早期に運動負荷をかけると状態を悪化させるため、

   POLICEよりもRICEで患部を守ることが必要です。
(例:足首をひどくひねった → 歩くとグラつく → 靭帯損傷の可能性 → まずは固定+RICE)

4. 高齢者・基礎疾患ありの場合

  • 循環不全や骨粗しょう症などを抱える方は、炎症・腫れが大きいと二次障害(関節拘縮・骨萎縮)が進みやすい傾向があり、組織修復が遅れるリスク が高いことが懸念される。

⇒まず炎症や腫れをしっかりコントロールするために、RICEをしっかり目に行うケースが多い。

  • 特に「Rest(安静)」「Compression(圧迫)」「Elevation(挙上)」をしっかり行うことが多い

  • ただし「Ice(冷却)」は 過剰に長時間行わない ことが大切です。

 

このようにRICE処置も受傷の初期段階では状況に応じて必要で、

「急性期」のケガの度合いがひどい時では、安静を取り入れたほうが良いです。

炎症が落ち着き、腫れや痛みが軽減してきたら → POLICEに移行します

 

RICEが向かないケース

慢性的な痛み・損傷

  • 慢性的な腰痛・肩こり・腱鞘炎・疲労骨折・変形性関節症など、急性期ではない症状

 → この場合は温熱やストレッチ、鍼灸など、血流を促すアプローチを行う

血流障害を伴う方

  • 糖尿病や末梢循環障害を持つ方に Ice(冷却)を長時間行うと血流がさらに悪化 するリスクが考えられます。

  ⇒状況に応じて、冷却は最小限にとどめるか、避けた方が良いケースもあります

神経損傷を伴う場合

  • 強い痺れや麻痺があるとき、冷却で感覚がさらに鈍くなり、神経回復を遅らせる可能性もありますので、状況に応じて判断が必要です。

微細損傷や軽度のケガ

  • ごく軽い捻挫や打撲などは、過度な安静・冷却よりも「早期の適度な運動」 が回復を早めるとされ、不必要にRICEを長く行うと、回復を悪くさせることが懸念されます

 

Q.適切な負荷Optimal Loadingの程度が分からない

適切な負荷とは、「痛みの範囲内(自制内)」で行うことが推奨されるケースが多いです。

ただし、これは痛みが「我慢できる範囲」であり、悪化しない負荷であることが前提です。

痛みの範囲内で行う適切な負荷にはリスクも伴いますので、

適切な負荷を心掛けていたつもりが、かえって傷めたり、再受傷でまた一から振り出しに戻ってしまった、そればかりか初めよりも悪化してしまったというケースもみられます。

 

適切な負荷のつもりがかえってひどくなるケースも

東広島鍼灸整骨院でも、ケガの後の負荷の掛けすぎによって、かえって悪化して施術にお越しになられる方もいらっしゃいます。

あくまでも適切な負荷は大切とされますが、負荷の掛け加減が難しいところです。

ここの段階で、再受傷や修復の遅延、さらには悪化に繋がってしまわないためにも、負荷は慎重に行う事をお勧めいたします。

あせらず無理をされずに行ってください。

 

適切な負荷は「自制内 vs 自制外」の痛みなのかで判断する

  • 自制内の負荷:軽度の違和感や張り⇒〇
  • 自制外の負荷:ズキズキ・鋭痛など⇒×

適切な負荷Optimal Loadingは、自制外の痛みがある場合は避けるべきです。

ですので、

自制内の痛みの範囲で慎重に負荷をかけるのが理想的です。

例)

  • 「少し張るけど気持ちいい」→ OK
  • 「ズキッと痛む」「動かしたくない」→ NG
  • 「動かした後に痛みが残る」負荷が強すぎた可能性あり

 

痛みの範囲内と痛みの無い範囲内の違い表

表現 意味 臨床での使われ方 リスク・メリット
痛みの範囲内 痛みはあるが、我慢できる程度。悪化しない範囲で動かす 可動域訓練やストレッチで「少し痛いけど動かせる」状態。回復期・慢性期 ✅ 回復促進の可能性あり
⚠️ 無理すると炎症悪化のリスク
痛みの出ない範囲内 全く痛みを感じない範囲で動かす 急性期や過敏な状態下で

適応。「安全第一」の運動指導

✅ 安全性が高い
⚠️ 回復が遅れる可能性もある

 

Q.適切な負荷Optimal Loadingはどのような負荷?

  • 軽い可動域運動
  • 部分的な体重負荷
  • 日常動作の維持
  • 段階的な活動レベルの向上

といったように、徐々に負荷を加えていくことが大切です。

 

Q)適切な負荷を始める目安は?

A.適切な負荷をかけ始めてもいいとされる目安は、

  • 安静時痛の軽減
  • 腫脹の改善傾向
  • 関節の安定性確認

が認められた場合、徐々に負荷をかけていきます。

 

重度捻挫の場合の急性期(0-72時間)処置

例えば、

重度の捻挫の場合の応急処置では、

初期は安静重視することも必要でProtection(保護)を行い、

負荷は、

  • 荷重禁止
  • 関節可動域運動も制限
  • 痛みのない範囲での最小限の動きのみ

亜急性期(3-2週間)は、段階的に負荷導入をしていくことが大切で、

無理のない範囲で段階的に負荷を導入といった具合に、

POLICEの「Optimal Loading」をそのまま取り入れるというよりも、

慎重に適用する必要があります。

このように、

どのようなケガ(捻挫・打撲・肉離れなどの)に対してでも早期負荷をかけるというわけではなく、

ケガのレベルや組織修復の段階に応じた負荷調整を行い、

そのケガの度合いに応じたアプローチが大切です。

捻挫・打撲でも腫れや痛みが強い時は

「POLICEに移行」ではなく「RICEを延長」するケースもあるということもあるということも、頭の片隅に留めておいてください。

RICEからPOLICEへの正しい解釈の結論

つまり、

「RICEからPOLICEに完全に置き換わった」

わけではなく、

“時期やケガの度合いによる使い分け”

が正しい解釈であると考えます。

 

ケガ(捻挫・打撲・肉離れ)後のアプローチは東広島鍼灸整骨院の鍼灸・整体にお任せください

このように、過度な安静や冷却のしすぎは血流を妨げ、かえって回復を遅らせることもあります。

私たち鍼灸師・柔道整復師は、ケガの後に起こりがちな、

✅筋萎縮や癒着

✅関節の拘縮(固まってしまうこと)

✅血流の悪化に対して

鍼灸や整体の施術により予防するようサポートいたします。

 

捻挫・打撲・肉離れなどのケガ後にRICEやPOLICEなどで処置をきちんと施されていても、

ケガで受けたダメージに対して修復が追い付いていないと、

痛みなどの症状に繋がったり、修復がなかなか思うように進まなかったりという事もあります。

✅セルフケアが不十分

✅深部を痛めてる

✅ケガの状態がひどかった場合

✅修復が追い付いていない場合

などは、

RICEやPOLICEの後のアフターケアが大切です。

特にアプローチが難しい深層部への修復を促すために、

鍼灸治療では深層部までの修復を促すことが可能ですのでおススメです。

 

鍼灸治療のメリット

メリット 内容
疼痛緩和効果 鍼の刺激で内因性オピオイドやセロトニンが分泌され、痛みが和らぎます。打撲や肉離れなどの強い痛みに即効性を感じるケースも多いです。
血流改善による回復促進 鍼やお灸の刺激で血流が促進され、酸素や栄養供給が高まります。老廃物や発痛物質の排出も促され、損傷組織の修復スピードをサポートします。
炎症のコントロール 鍼の消炎作用で過剰な炎症を抑制しつつ、必要な治癒反応を妨げずに促進します。
筋緊張の緩和 周囲の過緊張した筋肉をリラックスさせ、血流改善を促進。患部の修復を助け、代償的に起こる腰痛や肩こりなど二次的な痛みの予防にもつながります。
神経の調整 自律神経に働きかけて交感神経の過緊張を和らげ、血流促進や筋緊張の低下に寄与します。免疫機能の調整にもつながります。
瘢痕化・癒着の予防 修復期に鍼で微細な刺激を与えることで、コラーゲン繊維の乱れや筋繊維同士の癒着を防ぎ、しなやかな組織修復をサポートします。

瘢痕化・癒着の鍼灸・整体によるアプローチ・予防対策についてはコチラ

整体を活用するメリット

メリット 内容
関節の可動域改善 捻挫や肉離れ後に硬くなった関節・筋肉を調整し、スムーズな動きを取り戻せるようサポートします。
筋バランスの調整 ケガの回復過程で起こりやすい「かばい動作」を修正し、アンバランスな筋肉の使い方を整えます。
二次障害の予防 捻挫後に多い「足首の不安定性」や「反対側の膝・腰の痛み」といった二次障害を予防する効果が期待できます。
姿勢・動作の改善 ケガの原因となった身体のクセ(着地の仕方・歩き方・姿勢)を見直し、根本原因にアプローチすることで再発防止につながります。
体液循環の促進 整体の手技で血流・リンパの流れを改善し、炎症の治まりや老廃物の排出を助けます。

 

東広島鍼灸整骨院のオーダーメイド対応施術

東広島鍼灸整骨院では、一人ひとりの症状や競技特性に合わせたオーダー施術が出来ます。

また、スポーツ選手のパフォーマンスを高め、

ケガの直後の適切な処置から、回復段階における修復促進、再発予防までをトータルでサポートいたします。

ケガにおける炎症反応は、身体に備わった自然な修復プロセスであり、

それを妨げずに、状況に応じた必要なサポートを加えることが大切です。

東広島鍼灸整骨院では、鍼灸師・柔道整復師が患部の状態を的確に見極め、

ケガ後の筋肉の癒着を予防し、自然治癒力を引き出す施術によって、

早期回復を全力サポートしております。

ケガは急性期の処置だけでなく、修復期・回復期におけるケアが大切です。

特に、ケガでも捻挫や肉離れ、打撲の度合いがひどかった方や、

ケガをした時に放置して必要なケアを特にせず、自然に痛みが引くのを待ったという方などでは、

しばらくしてから、筋肉や関節に違和感が残ったり、可動域が以前よりも狭まってしまった、

という声を聞くことがよくあります。

鍼灸や整体療法の施術を活用することは、

血流改善・筋緊張の緩和・筋委縮の予防につながります。

 

捻挫・打撲・肉離れなどのケガ後の

✅修復促進をしたい

✅パフォーマンスを高めたい

✅痛みが引かない

✅違和感がある

などでのご相談は東広島鍼灸整骨院までお気軽にご相談ください。

「交通事故の治療をしたい、どうすればいい?」交通事故直後~施術開始の流れ

2023.08.03 | Category: 交通事故施術

交通事故治療の流れ (交通事故直後~整骨院で施術を受けるまでの流れ)

交通事故 むち打ち 首痛み

交通事故に遭ってしまい、むち打ち症などお体に痛みが出た場合、

「交通事故の治療を受けたいけど、どう手続きすればいいのか分からない」

という方はいらっしゃいませんか?

そんな方に、交通事故に遭ってから整骨院で交通事故治療を受けるまでの流れをご説明させていただきます。

交通事故に遭われて施術をお考えの方は是非ご参照ください。

 

交通事故に遭った直後

交通事故に遭ったら、加害者の

  • 住所
  • 氏名
  • 車のナンバー
  • 相手の保険会社の名前(任意保険証書があれば確認させてもらう)

(任意保険に加入していない場合は自賠責保険会社になります)

をメモしておく。

 

体の痛み、むち打ち症があれば人身事故扱いとして処理をする

交通事故 むち打ちによる痛み 人身

交通事故に遭った後にお体に痛みなどの症状を感じたら、むち打ちに遭われているため、

人身事故の処理をします。

交通事故に遭われると、

このぐらいの痛みやケガなら大したことないから人身にしなくて物損でもいいと思われたり、

お体に痛みが出ていても、相手のことを考慮して物損で済ませてしまったり、

というケースもあるかもしれませんが、

のちに痛みが増すことも考えられますので、

交通事故直後に体に痛みを感じられた場合は、その時点で人身扱いにされておいた方がいいです。

 

病院で診断書を発行してもらう

交通事故に遭ってから、むち打ち症などの体の痛みがある場合は、

早めに病院で診断書を発行してもらい、人身事故の届け出をしましょう。

むち打ち症状などお体に痛みやだるさなどが出たら、

なるべく早めに施術を受けられて症状の回復を促すことが大切です。

気兼ねして施術を受けることに戸惑い、交通事故からしばらく時間が経過したのちに、施術を受けたいと考えられた場合、

交通事故に遭ってから日にちが経過しすぎると、

交通事故とお体の痛みとの因果関係がないと判断されてしまう場合もございます。

ですので、交通事故に遭われて痛みや違和感が出ている場合、

気兼ねすることなく、手続きはなるべく早めに済ませ、

施術を受けられておいた方がお体のためにも手続きをスムーズにするためにもいいです。

 

保険会社から交通事故後の体の状態などの確認の連絡が来る

交通事故後 施術開始の電話

交通事故の加害者が保険会社に連絡をしていれば、

後日、保険会社より連絡が被害者様に来ますので、

その時に、

「交通事故に遭って、むち打ち症が出ているので整骨院で治療を受けたい」

という事を伝えます。

その時に、

「東広島鍼灸整骨院で施術を受ける」

という事をお伝えください。

そうすると、東広島鍼灸整骨院に保険会社より電話がかかってきますので、

交通事故として施術を受けることが出来ます。

その際に、保険会社名と担当者名はメモをしておき、東広島鍼灸整骨院にお伝え下さい。

 

以上の流れが、交通事故に遭われてから整骨院で施術を受けるまでの流れになります。

 

保険会社に連絡が来る前に交通事故の施術を受けている場合

もし保険会社の連絡が遅くて、その間にすでに交通事故の施術を受けられている場合は、

一時的に自己負担で建て替えることになりますが、保険会社より連絡が来れば、返金させていただきます。

 

交通事故に遭われて、むち打ちなどの体の痛みに対しての交通事故治療は、

このような流れで整骨院の施術を受けることができ、

示談するまでの間は自己負担金無しで施術を受けることが出来ます。

そのため、交通事故の治療に専念することができますので、

安心して通う事が出来きます。

 

交通事故治療を整骨院で受けられる祭の手続きで、

もし分からないことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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