「肩甲骨はがし」で肩こり・猫背の改善に役立てませんか?
目次
このような方におススメ
- ✅慢性的な肩こり・首こり・背中の張りがある方
- ✅デスクワークやスマホ使用が多く、姿勢が気になる方
- ✅腕が上がりにくい、肩の可動域に左右差がある方
- ✅背中が張りやすい
- ✅猫背・巻き肩を改善したい方
- ✅マッサージを受けてもすぐ戻ってしまうと感じる方
- ✅スポーツで肩甲骨の動きをスムーズにしたい方
そんな肩こり・肩の痛み原因のひとつに、
「肩甲骨の動きの低下」
があります。
肩甲骨の動きが悪いと肩コリに繋がりやすくなる?
肩こりが気になると、
「肩の筋肉が硬くなっているからだ」と考える方は多いと思います。
もちろん、
肩の筋肉の硬さ・緊張を緩める事は、肩こりの改善に働きかける上でとても大切です。
実際、
臨床で慢性的な肩こりを繰り返している方の身体の状態をみると、
多くの方が表面的な筋肉の硬さだけではないケースが多くみられます。
東広島鍼灸整骨院では、
慢性的な肩こりにマッサージなどでは刺激が届きにくい深層部の筋肉までのアプローチが大切だと考えております。
そこで今回注目したいのが、肩甲骨の動きです。
肩甲骨の動きとは?
肩甲骨について
肩甲骨(けんこうこつ)は、背中の上部左右にある逆三角形の扁平な骨です。
上腕骨(腕の骨)と関節を作り、鎖骨とつながっています。
特徴的なのは、肋骨(胸郭)とは直接骨で固定されておらず、
多数の筋肉によって支えられ、
肋骨の上を滑るように動く構造をしている点です。
肩甲骨と肋骨の間の関節は「肩甲胸郭関節」と呼ばれ、肩関節の広い可動域を実現するための基盤となります。
肩甲骨の動きは、主に次の6方向に動きます。

- ①挙上(肩をすくめる動き)
- ②下制(肩を下げる動き)
- ③内転(背骨側への寄せ)
- ④外転(前方への突出)
- ⑤上方回旋
- ⑥下方回旋
このような動作を行う際は、肋骨の上を滑るように動きます。
肩甲骨に付着する筋肉

肩甲骨には約17〜18種類の筋肉が付着しています。代表的なものは以下の通りです。
僧帽筋:上部・中部・下部に分かれ、挙上や内転、上方回旋に関与。肩こりで特に緊張しやすい。

菱形筋(大菱形筋・小菱形筋):肩甲骨を背骨側に引き寄せる。背中の張りと関連。

肩甲挙筋:首から肩甲骨上角に付着し、挙上を助ける。首こりの原因筋になりやすい。

前鋸筋:肋骨から肩甲骨内側縁に付着し、外転や上方回旋を担う。弱化すると翼状肩甲骨になりやすい。

小胸筋:胸側で肩甲骨を前方に引っ張る。短縮すると巻き肩を助長。

これらの筋肉のバランスが崩れると、肩甲骨の位置がずれ、
- ・慢性的な肩こり・首こり
- ・猫背・巻き肩
につながる事があります。
また、
- ・呼吸の深さ
- ・姿勢の安定性
などにも影響を及ぼすことがあります。
肩甲骨は「腕の動きの土台」であり、姿勢や全身のバランスを考える上でも欠かせない骨なのです。
肩甲骨と肋骨の間の筋肉の癒着から血行不良に繋がると、
背中の張り・背中のコリ・肩甲骨のコリ
が生じる場合もあります。
肩こりの解消に役立つ肩甲骨の運動連鎖
腕を上げる動作では、肩関節と肩甲骨が連動する「肩甲上腕リズム」が重要です。
肩甲骨は「腕を動かすための土台」として、
肩関節や背骨、胸郭と連動して働いています。
肩甲骨の動きが制限されると、連動性が悪くなり、
肩関節の筋肉に無理な負担が集中しやすくなります。
肩こりなどにつながってしまう事があります。
スポーツ選手の場合、
この「肩甲上腕リズム」が低下するとパフォマンスにも影響が出てしまうことがあります。
四十肩・五十肩の方
「四十肩」や「五十肩」の方の施術では、
肩甲骨の動きも併せてみることが大切です。
四十肩や五十肩の傾向がみられる方に、
東広島鍼灸整骨院では、肩甲骨はがしの施術も取り入れております。
スポーツ選手と同じように、四十肩や五十肩の方も肩甲骨の動きを高めることが大切です。
四十肩や五十肩の施術でみる 肩甲上腕リズムはコチラ
*ただし四十肩・五十肩の急性期では、鍼灸の施術をお勧めいたします。
肩甲骨が硬くなる主な原因
現代人の生活習慣が、肩甲骨の動きを制限する大きな要因になっています。
- 筋肉のかたさ
- 長時間のデスクワークやスマホ操作による前かがみ姿勢
- 運動不足で肩甲骨を大きく動かす機会の減少
- ストレスによる筋緊張の持続
- 片側に偏った荷物の持ち方やスポーツ動作
- 疲労の蓄積による筋肉の柔軟性低下
これらによる筋肉の硬さやアンバランスの状態が続くと、
肩甲骨まわりの筋肉や筋膜の滑走性が低下し、
「背中に張り付いたような感覚」になります。
結果として、
首・肩・背中の血行不良、疲労物質の蓄積、可動域制限が進み、
肩こりや姿勢不良の悪循環に陥りやすくなります。
「肩甲骨はがし」とは?
「肩甲骨はがし」というと、肩甲骨をはがすイメジですが、
肩甲骨を肋骨から物理的に無理やり剥がす行為ではありません。
肩甲骨はがしの施術は、
肩甲骨周囲の筋肉や筋膜の緊張をほぐし、
肩甲骨と肋骨の間の癒着した筋肉の状態を整え、
肩甲胸郭関節の滑走性を改善や肩関節の可動域を高めるようにアプローチする施術です。
筋肉の柔軟性を高めることで、肩甲骨が本来の滑らかな動きを取り戻し、
それらに関わる血流や神経の流れを整えることを目的とした施術になります。
東広島鍼灸整骨院で行う「肩甲骨はがし」
東広島鍼灸整骨院では、肩甲骨まわりの表層から深層までの筋肉や筋膜の緊張を丁寧にほぐし、
肩甲骨の動きや肩関節の動きを整えるよう、
「肩甲骨はがし」の施術を行っています。
「肩甲骨はがし」の手技は、鍼灸や、肩こり整体の中で取り入れております。
また、
施術メニューにも手技による「肩甲骨はがし」が単独メニューとしてあり、
可動域を広げるためのストレッチや徒手的なアプローチを致します。
頑固な肩こり、慢性的肩こりでお悩みの方は、肩甲骨の動きを高めるアプローチで改善がみられた方も多くいらっしゃいます。
肩甲骨はがしの手技は無理に強く動かしたりせず、
痛みを伴う方法は避け、解剖学を理解した上で段階的に行うことが大切です。
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徒手による肩甲骨はがし(モビライゼション・筋膜リリース)
肩甲骨の位置や6方向の可動性を評価した上で、僧帽筋・菱形筋・前鋸筋・肩甲挙筋などを表層から深層へ段階的にほぐします。肩甲骨を優しく浮かせるように動かし、胸郭との間の滑走性を高めます。無理な力は加えず、呼吸に合わせてゆっくりと可動域を広げていきます。
施術後は「背中が軽い」「腕が上がりやすい」と感じる方が多いです。
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鍼灸によるアプローチ
肩甲骨周囲や関連する経穴に鍼を行い、筋緊張の緩和と血行促進を図ります。
肩こりでよく使われるや膏肓(こうこう)をはじめ、魄戸(はっこ、はくこ)、神堂(しんどう)、肩外兪(けんがいゆ)、秉風(へいふう)、臑兪(じゅゆ)、肩貞(けんてい)などの肩甲骨周辺のツボ、必要に応じて遠隔のツボも組み合わせます。
鍼の直接的アプローチで筋肉が緩みやすくなり、徒手施術の効果を高めたり、持続させたりする助けになります。鍼と併用してお灸をすることも相乗効果が期待でき、おススメです。痛みの少ない刺激を心がけ、初回の方にも丁寧に説明しながら施術を致します。
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整体的な全身バランス調整
肩甲骨の動きは、上腕や胸椎や肋骨、骨盤の状態とも連動しています。姿勢全体のバランスを確認し、バランスも整えます。巻き肩や猫背が強い場合は、背中側の筋肉(菱形筋や広背筋)や胸側の筋肉(小胸筋など)へのアプローチや、日常姿勢の指導も行います。体の歪み・アンバランスから生じている場合には、体の運動連鎖から見る代償動作などのつながりも考慮し、部分的なほぐしだけでは再発しやすいため、根本的な動きのパタンやその方の歪みや癖を捉え、バランスを整えることを意識した施術を心がけています。
施術の流れ
施術の流れの例としては、まず問診と触診などの検査で肩甲骨の位置・可動性・左右差を確認し、緊張の強い筋肉を特定します。その後、鍼や徒手でほぐし、肩甲骨を各方向に優しく動かして滑走性を高めるようにアプローチ致します。所要時間は施術内容により異なりますが、30~40分程度です。
肩甲骨はがしで期待できる主な効果
適切に行われた肩甲骨はがしでは、次のような変化が期待できます。
- 肩甲骨周囲筋の柔軟性向上と血行改善
- 首・肩こり、背中の張りの軽減
- 肩や腕の動かしやすさの向上(可動域の改善)
- 猫背・巻き肩など不良姿勢の緩和
- 呼吸が深くなりやすい(胸郭の動きが良くなるため)
- 疲労感や重だるさの軽減
ただし、すべての人に同じ効果が現れるわけではありません。
特に、筋肉の硬さが主な原因の場合に有効的です。
骨や関節自体の問題が強い場合は、他のアプローチが優先されることもあります。
東広島鍼灸整骨院では、
肩こりの原因に繋がる箇所を検査で見極め、
表層から深層部の筋肉へのアプローチ、
肩周囲全体の運動連鎖を考えることを大切にしております。
施術前後の状態を確認しながら、一人一人に合わせた施術を行い、施術ペースやその都度状態をみたうえで、必要である場合はセルフケアなどのアドバイスを提案し、少しでも早い回復に向けて施術に取り組みます。
体の運動連鎖についてはコチラをご参照ください。
東広島鍼灸整骨院の「肩こり」についての詳細はコチラをご参照ください。
頑固な肩こりの根本的な改善には、継続的なケアと合わせて生活習慣の見直しも大切です。
強い炎症・神経症状がある場合は、自己判断での強い刺激は控え、あまり無理をされず、専門的な評価を受けられることお勧めいたします。



